1. はじめに
こんにちは!
2025年2月に AWS Certified Cloud Practitioner(AWS クラウドプラクティショナー) を受験し、一発合格することができました!
(学習期間が2.5週間だったので、かなり余裕とまではいきませんでしたが…😅)
この記事では、AWS クラウドプラクティショナー試験の概要、私の学習方法、試験対策のポイントについて共有します。
2. AWS Certified Cloud Practitioner とは?
AWS Certified Cloud Practitioner(AWS クラウドプラクティショナー) は、AWS の基本的な知識を問うエントリーレベルの試験です。
クラウド初心者や AWS を使い始めたばかりの方に最適で、AWS の基本概念やサービス、料金体系、セキュリティに関する基礎を学ぶことができます。
試験の詳細:
- 試験方式:Pearson VUE または PSI のテストセンター/オンライン監督試験
- 試験時間:90 分
- 問題数:65 問
- 出題形式:選択問題(単一選択・複数選択)
- 合格基準:700 点 / 1000 点
- 受験料:100 USD
- 有効期間:3 年
試験範囲:
- クラウドの基本概念(クラウドコンピューティングのメリット、オンプレミスとの違い)
- AWS のサービス概要(EC2、S3、RDS、Lambda など主要サービス)
- AWS のセキュリティ対策(IAM、セキュリティポリシー、DDoS 防御など)
- AWS の料金体系とサポートプラン(従量課金、リザーブドインスタンス、コスト最適化)
公式サイトの詳細は こちら をご覧ください。
3. 受験の動機
業務で AWS を扱う機会があるが、AWS の基礎知識が乏しく、体系的に学びたいと考えました。
また、今後のキャリアアップのためにも クラウドに関する資格を取得しておくことはプラスになる と思い、受験を決意しました。
4. 学習方法(勉強期間:2.5週間)
短期間で合格するために、以下の学習方法で対策しました。
1. CloudTech の活用
AWS の資格取得に特化した学習プラットフォームである CloudTech を利用しました。
このプラットフォームでは、AWS の基礎知識から資格試験対策まで、体系的なカリキュラムが用意されています。
特に以下の点が役立ちました:
- 豊富な問題量:AWS Certified Cloud Practitioner 向けに 428問 の練習問題があり、試験対策に十分な演習が可能です。私はこの問題を 3周 することで、知識を定着させました。
- わかりやすい解説:各問題に詳細な解説が付いており、なぜその答えが正しいのかを理解できます。
詳細は CloudTech 公式サイト をご覧ください。
2. Udemy の模擬試験問題集
Udemy で提供されている「〖CLF-C02版〗この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」を活用しました。
このコースは、2024年の問題傾向が反映された CLF-C02 版に対応しており、本番試験と同じレベルの問題が収録されています。
特に以下の点が役立ちました:
- 豊富な問題数:6回分の模擬試験(計390問)が収録されていますが、私は時間の都合上、前半の2回分 のみを 2周 解きました。それでも試験形式に慣れることができました。
- 詳細な解説:各問題には詳細な解説が付いており、理解を深めることができます。
詳細は Udemy のコースページ をご覧ください。
5. 試験を受けた感想
試験では、AWS の基本概念やサービスの特徴をしっかり理解しているかが問われました。特に、IAM(アクセス管理)、請求・コスト管理、セキュリティ対策に関する問題が多く出題されました。選択肢には紛らわしいものもあり、公式ドキュメントやトレーニングでの学習が重要だと感じました。
また、模擬試験でしっかり対策しておくと、本番でも落ち着いて回答できます。しかし、知識の定着や理解を深めるためには、ハンズオンでの実践的な操作が非常に効果的です。
実際に AWS のサービスを操作することで、概念だけでなく具体的な使い方や挙動を体感でき、試験対策だけでなく実務にも役立つスキルを身につけることができます。
AWS では無料利用枠が提供されているため、これを活用してハンズオンを積極的に行うことをおすすめします。
6. 資格取得のメリット
1. クラウドの基礎知識が身につく
AWS認定クラウドプラクティショナー資格を取得することで、AWSだけでなく、クラウド全般の基礎知識を体系的に学ぶことができます。この資格は、クラウドコンピューティングの基本概念やAWSの主要サービス、セキュリティ、料金モデルなど、幅広いトピックをカバーしています。そのため、クラウドエンジニアを目指す方にとって、最初のステップとして最適な資格と言えます。また、資格取得を通じて得た知識は、クラウド環境でのシステム設計や運用の基盤となり、実務に直結するスキルを身につけることができます。
2. 実務に活かせる
AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWSの基本的な概念やサービスに関する知識を証明する資格です。この資格を取得することで、AWSの基本的なサービスや概念を理解していることを示すことができます。ただし、実際の業務でAWSを活用するためには、より具体的なサービスの操作方法や設計・運用に関する深い知識が求められます。そのため、クラウドプラクティショナー資格は、AWSの基礎を固めるための第一歩として位置づけられ、実務での活用には、さらに上位の資格取得や実践的な経験が重要となります。
3. キャリアアップに役立つ
クラウドプラクティショナー資格を取得することで、クラウドに関する基礎知識を有していることを証明できます。これは、クラウド関連のプロジェクトに参画する際や、クラウドエンジニアとしてのキャリアをスタートする際のアピールポイントとなります。また、この資格を足がかりに、より専門的なAWS認定資格(例えば、ソリューションアーキテクトやデベロッパーなど)への挑戦を視野に入れることで、キャリアの幅を広げることができます。継続的な学習と資格取得を通じて、市場価値の高い人材としての地位を確立することが可能です。
7. 今後の計画
今回の資格取得をきっかけに、 より高度な AWS のスキルを身につけたい と思いました。
次のステップとして、以下の資格に挑戦する予定です(目指すは12冠):
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS Certified Developer - Associate
また、業務で AWS をさらに活用するために、 Infrastructure as Code(IaC)やサーバーレスアーキテクチャ についても学んでいきたいと考えています。
8. おわりに
AWS Certified Cloud Practitioner は、 AWS の基礎を体系的に学べる 良い資格だと感じました。
これから AWS を学ぶ方や、クラウドに興味がある方には ぜひ挑戦してほしい資格 です!
この記事が参考になれば幸いです! 🚀