0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

GPTディスクとは?MBRとの違いやメリット・変換方法までわかりやすく解説

Posted at

パソコンのHDDやSSDを初期化する際に、「MBR」と「GPT」のどちらかを選ぶ画面を見たことはありませんか?
突然このような専門用語が出てくると、違いがわからず戸惑う方も多いでしょう。

この記事では、GPTディスクとは何か?MBRとの違い選び方、さらにはMBRとGPTの変換方法についてもわかりやすく解説します。

記事の後半では、私たちが提供する便利な変換ツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


セクション1:MBRとGPTの違い

MBR(マスターブートレコード)とGPT(GUIDパーティションテーブル)は、ディスクのパーティション情報を管理する方式です。

比較項目 MBR GPT
最大ディスク容量 約2TBまで 理論上18EBまで(OS制限あり)
パーティション数 最大4つ(拡張パーティションで増加可能) 最大128個(Windowsの場合)
ブート方式 BIOS UEFI
信頼性 バックアップ情報なし バックアップヘッダーありで信頼性高

特に**「2TBを超えるディスクを使いたい」「複数のパーティションを作りたい」**という場合には、GPTのほうが適しています。


セクション2:GPTディスクのメリット・デメリット

✅ メリット:

  • 2TBを超えるディスク容量をフルに使える
  • パーティションを多数作成できる(Windowsでは最大128)
  • バックアップヘッダーでパーティション構造が安定
  • Windows 10以降やmacOSなどのモダンOSに最適

⚠️ デメリット:

  • 古いOS(例:Windows XP)では認識されない
  • 古いマザーボードではUEFI非対応のため利用できない場合あり

セクション3:GPTディスクはどんなときに使うべき?

以下のようなケースでは、GPTを選ぶのがおすすめです:

  • 3TB以上のHDDや最新のSSDを使う場合
  • Windows 10/11をUEFIモードでインストールする場合
  • パーティション数を将来的に増やす予定がある場合

ただし、Windows 7以前のPCレガシーBIOSのみ対応の環境では、MBRのほうが適しているケースもあります。


セクション4:GPTとMBRの変換方法(AOMEI Partition Assistantを使用)

ディスク形式を変更したいときに便利なのが、AOMEI Partition Assistantです。
このソフトを使えば、データを消さずにMBR⇔GPTの変換が可能です。

📥 ⬇ ダウンロードはこちら

🔧 手順:

  1. AOMEI Partition Assistantをインストール・起動
    対象ディスク(例:MBRのディスク0)を右クリック → 「GPTディスクに変換」を選択
    GPTディスクに変換.png
    ※GPTの場合は逆に「MBRディスクに変換」が表示されます

  2. 「このMBRディスクをGPTディスクに変換しますか?」と表示されたら「はい」をクリック
    はいをクリック.png

  3. 確認メッセージを読み「はい」を選択
    メッセージ.png

  4. 最後に「適用」をクリックして変換を実行
    適用.png


まとめ

GPTディスクは、大容量ストレージ新しいOS環境に適したフォーマットです。
MBRとの違いや特徴を理解することで、適切な選択ができるようになります。

また、AOMEI Partition Assistantのようなツールを活用すれば、データを失わずに形式変更も簡単に行えます。
正しい知識と便利なツールを使って、ディスク管理を安全かつ効率的に進めましょう。
🔗 公式サイトはこちら
製品情報・マニュアル・サポートも充実!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?