MBRからGPTに変換しようとしたとき、「データが消えちゃうんじゃないのか?」と心配になったこと、ありませんか?
実は、Windowsの標準機能を使うと、変換中にディスク内のデータがすべて消えてしまうんです。でも、専用の変換ソフトを使えば、データをそのままにして安全に変換することができます!
この記事では、以下のポイントを解説します:
- MBRとGPTの違い
- 変換が必要な理由
- データを保持したまま安全に変換する方法
MBRとGPTの違いとは?なぜ変換が必要なのか
**MBR(マスターブートレコード)とGPT(GUIDパーティションテーブル)**は、ディスクのパーティションを管理する方式です。
- MBR:古い形式で、最大2TBまでしか認識できず、パーティションも4つまで。
- GPT:新しい形式で、2TB以上の大容量ディスクに対応し、128個以上のパーティションが作成可能。
最近では、Windows 11などの最新OSではGPT形式が推奨されており、UEFIモードでの起動にも必須です。そのため、MBRからGPTへの変換が必要になるケースが増えています。
MBRからGPTに変換する2つの方法
方法① データを削除して変換(Windows標準機能)
Windowsに標準搭載されている diskpart
コマンドを使って、MBRをGPTに変換する方法です。ただし、すべてのデータが消去されるので注意が必要です。
手順
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検索ボックスに「
diskpart
」と入力し、右クリックで「管理者として実行」。 -
以下のコマンドを順に実行:
list disk select disk x # xは変換対象のディスク番号 clean convert gpt
-
clean
コマンドでディスク上のパーティションがすべて削除されます。 -
最後に
convert gpt
で変換を実行。
⚠️ この方法は事前に必ずバックアップが必要です。初心者にはややリスクがあります。
方法② データを保持して変換(専用ソフトを使用)
MBRとGPTの間でデータを保持したまま変換するには、専用ソフトの使用が最も安全かつ確実です。
おすすめソフト:AOMEI Partition Assistant
このソフトは、以下のような特徴があります:
- データを消さずにMBR⇔GPTを相互変換
- わかりやすい日本語UI
- 数クリックで変換が完了
- システムディスクにも対応
「データを失いたくない」「安全に変換したい」「バックアップが面倒」という方に最適!
✅ AOMEI Partition Assistantのダウンロードはこちら
操作手順
- AOMEI Partition Assistantをインストール・起動。
- 対象ディスク(例:MBR形式のディスク0)を右クリック → 「GPTディスクに変換」を選択。
- 確認画面で「はい」をクリック。
- 「適用」をクリックして変換を実行。
※MBRディスクには「GPTディスクに変換」、GPTディスクには「MBRディスクに変換」と表示されます。
まとめ
MBRからGPTへの変換は、Windowsの最新機能や大容量ディスクを活用する上で重要なステップです。
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diskpart
を使えば無料で変換できるが、データがすべて消えるリスクあり。 - データを保持したまま変換するなら、専用ソフトがベスト。
特に、AOMEI Partition Assistantは初心者でも扱いやすく、安全性にも優れているため、強くおすすめします。大切なデータを守りながら、スムーズにMBRからGPTへの移行を実現しましょう。