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RAID01と10の違い【備忘録】

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なぜ今更?

 概念的に理解をしていても、どういうわけか01と10の特徴がなぜか頭に定着せず、一応、10のほうが良いとは感覚的にわかっていても、いざ説明しろと言われると自信がなくて毎回調べているのでキッパリ備忘録として書いておきます。
 また忘れるようなら印刷して醤油をつけて食べます。

RAIDについて

 「ストレージ冗長化の技術」という理解で、RAID0はストライピング、RAID1はミラーリングで1台、RAID5はパリティを分散したストライピングで1台故障まで対応…みたいな感じで感覚的に覚えてます。
 あくまでRAIDは「ストレージの冗長化」であり、データを保全する「バックアップ」とは違うのでその認識は大事である。

それぞれについて

共通

  • 速度は同等
  • 全体的に見ると冗長化はなされている

RAID01

 ストライピングをしたものをミラーリングするRAID

  • メリット
    • アクセスが比較的高速
    • 冗長構成が取れている
  • デメリット
    • 全体では冗長化されているが、グループ単位での冗長化がされていないので、例えばHDD1が死んでしまうとHDD1と2で構成しているミラーリンググループは死んでしまう。

image.png

RAID10

 ミラーリングしたものをストライピングするRAID

  • メリット
    • アクセスが比較的高速
    • 冗長構成が取れている
    • グループ単位での冗長化がされているため、グループ内で1台故障までは許容。グループを跨いで2台までの故障は許容する。
  • デメリット
    • グループ内で2台故障したらアウト。

image.png

総評

 ストレージの必要台数はRAID10もRAID01も同じなので、どうせやるならグループ単位での冗長化もされているRAID10がおすすめ。RAID01は確かにできるけどやる意味はあまりない印象。
 RAID0を1する、RAID1を0する、で覚えると良いのかもしれない?

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