Diffusersを使っているのですが、試したくなりStable diffusion WEB UIを入れてみました。
使えるようになるまでの自分用メモです。
WEB UIが表示できるまでの所要時間はエラーがあっても約1時間半ぐらいでした。

参考にしたページ

環境

CPU:Core i5-10600KF
メモリ:DDR4 48GB
グラフィックスボード:Geforce RTX3060 12GB
OS:Windows11 Pro 64bit
Gitはインストール済み

やったこと

WSLインストール（インストールしてあったがエラーになったため再インストール）
Dockerインストール（docker desktop4.17.1）
git clone
Stable diffusion WEB UIの準備（ダウンロードと起動）
ブラウザにて表示

WSLインストール

以前WSLのインストールをしていたので使えるかどうか試してみたところ以下のエラーが出た。

色々調べると皆さんいろんなやり方で解決されているようでしたが、私はとりあえず再インストールすればいけるだろうと愚直に再インストールしたら行けました。

Microsoft StoreにあるUbuntuを一旦消す
「コントロールパネル\プログラム\プログラムと機能\Windowsの機能の有効化または無効化」より、Linux用Windowsサブシステムのチェックを外す
PCの再起動を求められるので再起動する。
「コントロールパネル\プログラム\プログラムと機能\Windowsの機能の有効化または無効化」より、Linux用Windowsサブシステムのチェックをつける
Microsoft StoreにあるUbuntuをインストールする。

上記でインストールが完了し、無事Ubuntuが起動してパスワードの設定を行えました。

Dockerインストール

Dockerも以前インストールしていたので立ち上げてみたのですがエラーがでました。調べると再インストールするべしとのことなのでそのまま再インストールしました。
無事立ち上がりHello worldできました。

git clone

念のためにgitのバージョンを確かめます。

バージョンが出てくれば正常にインストールされています。

cloneするディレクトリでstable-diffusion-webui-dockerをcloneをします。

git clone https://github.com/AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker.git

Stable diffusion WEB UIの準備（ダウンロードと起動）

Cloneが終わったらstable-diffusion-webui-dockerディレクトリに移動します。

cd stable-diffusion-webui-docker

以下のコマンドを実行してモデルデータをダウンロードします。とんでもなく長いです。約20～30分程度

docker compose --profile download up --build

ダウンロードが終わったらStable diffusion WEB UIを実行します。初回起動はとんでもなく長いです。1時間程度

 docker compose --profile auto up --build

Attaching to webui-docker-auto-1とでてスタックしてしまったのですが、調べるとDocker4.17.1だとこの現象が起こるそうで、ダウングレードしろとのことでした。

ダウングレードしたところすべて消えたため、モデルデータのダウンロードからやり直します。
既にダウンロードされているからか、1回目よりも早くダウンロードが終わりました。

WEB UIの起動中に

Download aborted. URI=https://github.com/AbdBarho/stable-diffusion-webui-docker/releases/download/5.0.0/xformers-0.0.17.dev449-cp310-cp310-manylinux2014_x86_64.whl

というエラーが出ましたが、調べるとどうやら単にタイムアウトしただけらしいので、再実行するとすんなり進みました。

WEB UIの起動が約1時間ぐらいで終わり、localhost:7860にアクセスをするとStable diffusion WEB UIが表示されました。
そのままGenerateを押すとぼやっと写真みたいなのが生成されました。
あとはCheckpoint入れてみたり、いろいろパラメーターいじったりしてみようと思います。

おわり