エンジニアの皆さんは、ChatGPTに逆質問させたいと思っています。(断定😁)
この記事を見に来たということは、皆さんはChatGPTを使っています。そして、もっと効果的に使いたいと思っている。
皆さんはこんな経験をしています。
あなた: 「ChatGPT、私について質問して」
ChatGPT: 「あなたの趣味は何ですか?」
あなた: 「...それ、漠然としてない?」
ChatGPT: 「では、好きな食べ物は?」
あなた: 「だから!もっと具体的に!!💢」
ば、ばくぜんとしぎ〜🫨
───弱体化しろ(漠然とした質問)
今回紹介するウミガメのスープ形式を使えば、ChatGPTは名探偵並みに鋭い質問をします。
実際、私はこの方法で15年前の曖昧な記憶から、劇団四季の作品を特定しました。
私が15年前の記憶を掘り起こした理由
皆さんは**劇団四季の『エルコスの祈り』**をご存知です。
「知らないんだけど?」───大丈夫です。今知りました。
それは15年前、支援学校の文化祭で
小学部から中学部の頃、私が通っていた支援学校の文化祭。高等部の先輩たちが演じた劇がありました。
主役はアンドロイド・コスモス。
最後のシーン、コスモスが機能停止するとき、舞台上の全員が叫びました。
「コスモォォォース!!!」
───あの感動を、もう一度味わいたい
しかし、記憶は曖昧でした。
- 劇のタイトル:思い出せない
- ストーリー:断片的にしか覚えていない
- 探し方:わからない
Googleで「アンドロイド 劇 死ぬ」とか検索してみても、それらしい結果は出てこない。
あ、あいまいしぎ〜🫨
困り果てた私は、ChatGPTに頼ることにしました。
❌ 失敗例:普通に聞いてもダメだった
最初、こう聞いてみました。
私が昔見た感動的な劇について教えてください。
アンドロイドが出てきて、最後に死ぬシーンがありました。
ChatGPTの返答:
それは興味深いですね!いくつか質問させてください。
- それはいつ頃見ましたか?
- どこで見ましたか?
- 他に覚えている要素はありますか?
うーん...質問が漠然としていて、記憶を掘り起こせない。
【問題点】
- 質問が漠然としている
- 記憶を掘り起こせない
- 結局何も思い出せずに終了 ジ...
つ、つかえなしぎ〜🫨
✅ 成功例:ウミガメのスープ形式で革命が起きた
そこで、指示を変えてみました。
私が過去に見た感動的な劇について、
ウミガメのスープ形式で質問してください。
YES/NO/部分的に、で答えられる質問を1つずつしてください。
───すると、何が起きたか
ChatGPTの質問が劇的に変わりました:
Q1: それは人間が演じましたか?
→ A: はい
Q2: 学校や劇場で見ましたか?
→ A: はい、学校です
Q3: 主人公は人間ですか?
→ A: いいえ、アンドロイドです
Q4: その劇は、有名な劇団の作品ですか?
→ A: 部分的に。高校生が演じたけど、元は有名な作品だったかも
Q5: 劇団四季の作品の可能性はありますか?
→ A: ...!!!そうかも!
いいぞ、もっとやれ。
ChatGPT: 「それは劇団四季の『エルコスの祈り』ではないでしょうか?」
ビンゴ!!!
べ、べんりしぎィ〜!🫨
───これが、ウミガメのスープの真の力か
ChatGPTは「劇団四季のエルコスの祈り」をドンピシャで特定しました。ビシッ!
皆さんは、ウミガメのスープをご存知です
知らない方のために説明します。ウミガメのスープとは水平思考クイズの一種です。
知らない?今知りました。
【ルール】
- 出題者が奇妙な状況を提示
- 回答者は「YES/NO」で答えられる質問だけをする
- 真相を突き止める
【有名な例題】
「男がレストランでウミガメのスープを飲んで自殺した。なぜ?」
回答者はこのように質問を重ねます:
- 「スープは美味しかったですか?」→ YES
- 「男は一人でしたか?」→ YES
- 「男は過去にウミガメのスープを飲んだことがありますか?」→ YES
いいぞ、質問の重ね方。
質問を重ねていくと、真相に辿り着きます。
お、おもしろしぎ〜🫨
ChatGPTの逆質問に使える理由
皆さんは、LLMがプロンプトをトークン化して処理することをご存知です。
───硬派な技術解説をします
【通常の指示の場合】
入力: 「質問して」
↓
ChatGPT: 「何について?どの範囲で?どの深さで?」
↓
結果: 無限の可能性から選択 → 汎用的で曖昧な質問
【ウミガメのスープ形式の場合】
入力: 「ウミガメのスープ形式で質問して」
↓
ChatGPT: 「二択質問 / 1問ずつ / 段階的に絞り込む」
↓
結果: 制約により選択肢が絞られる → 具体的な二択質問
これはプロンプトエンジニアリングの本質です。キリッ
**「制約 = 自由」**という硬派なパラドックス。制約を与えることで、ChatGPTの質問が具体的になります。カチッ
記憶掘り起こしに効く理由
人間の記憶は「連想ゲーム」で引き出されます。
【YES/NO二択の場合】
質問: 「それは学校で見ましたか?」
↓
脳: 「学校...文化祭...体育館...舞台...」
↓
結果: 関連記憶が芋づる式に出てくる
【漠然とした質問の場合】
質問: 「他に覚えている要素はありますか?」
↓
脳: 「要素...?何を答えれば...?」
↓
結果: 「わからない」で終わる
つまり、認知負荷を下げることで記憶にアクセスしやすくなるのです。
の、のうかがくてきしぎ〜🫨
実践:ChatGPTへの具体的なプロンプト
❌ 悪い例
私が過去に見た感動的な出来事について質問してください
これだと、ChatGPTが迷走します。
✅ 良い例:3ステップで完璧マスター
皆さんは、ウミガメのスープ形式を3ステップで習得します。
ステップ1:ChatGPTに指示を出す カァーン!
私が過去に見た感動的な出来事について、ウミガメのスープ形式で質問してください。
まず、ChatGPTに「ウミガメのスープ形式で」と明確に伝えます。これが全ての始まりです。
ステップ2:ルールを設定する キィーン
【ルール】
- YES/NO/部分的に、で答えられる質問を1つずつする
- 私の回答に基づいて、次の質問を考える
- 段階的に絞り込んでいく
YES/NO質問に限定することで、ChatGPTの質問が鋭くなります。
ステップ3:実行を命令する ドォーン!
それでは、質問を始めてください。
この一言で、ChatGPTが名探偵に変身します。
───この3ステップが、ウミガメのスープの完全形態
よ、よしぎ〜🫨
応用編:3つの使い道を完全マスター
この手法、ユカパ(気軽)でありながら硬派(実用的)です。
───当然がごとく、応用は3パターンに集約される
皆さんは、この3つの応用パターンを使います。
パターン1:アイデア出し カァーン!
新しいWebサービスのアイデアを考えたいです。
ウミガメのスープ形式で質問してください。
ChatGPTは「ターゲットはBtoCですか?」「既存サービスとの差別化ポイントはありますか?」と的確に質問します。
いいぞ、ChatGPT。
漠然と「アイデアください」と言うより、具体的なアイデアが出てきます。
あ、あいであしぎ〜🫨
パターン2:企画立案 キィーン
社内イベントの企画を考えたいです。
ウミガメのスープ形式で質問してください。
「予算は決まってますか?」「オンラインですか?オフラインですか?」と、必要な要素を一つずつ整理できます。
き、きかくしぎ〜🫨
パターン3:技術選定 ドォーン!
新しいプロジェクトの技術スタックを決めたいです。
ウミガメのスープ形式で質問してください。
「フロントエンドはReactですか?」「バックエンドはNode.jsですか?」と選択肢を絞り込みます。
ぎ、ぎじゅつしぎ〜🫨
───この3パターンで、全ての応用シーンを制覇
おまけ:実際のやり取り再現
参考までに、実際のChatGPTとのやり取りを載せておきます。
私: 15年前に見た劇について、ウミガメのスープ形式で質問してください
ChatGPT: それは学校で見ましたか?
私: はい
ChatGPT: その劇には人間以外のキャラクターが登場しましたか?
私: はい、アンドロイドです
ChatGPT: そのアンドロイドは主人公でしたか?
私: はい
ChatGPT: 最後に感動的なシーンがありましたか?
私: はい、死ぬシーンです
ChatGPT: そのアンドロイドの名前は「コスモス」ですか?
私: ...!!!はい!
いいぞ、もっとやれ。
ChatGPT: それは劇団四季の「エルコスの祈り」ではないでしょうか?
───!!!れ!!
これが、ウミガメのスープの真の力です。ゴゴゴゴ
続きは探偵ナイトスクープで
劇団四季「エルコスの祈り」を特定できた私は、次の行動に移りました。
───探偵ナイトスクープへの依頼です
ウミガメのスープで掘り起こした記憶
実は、この記憶を掘り起こす過程自体が、ウミガメのスープ形式でした。
ChatGPTとの対話:
ChatGPT: それは学校で見ましたか?
私: はい、支援学校の文化祭です
ChatGPT: 主人公はアンドロイドですか?
私: はい!名前は...コスモス?
ChatGPT: 最後はどうなりましたか?
私: コスモスが死んで、みんなが「コスモーーーース!」って叫ぶんです
ChatGPT: それは劇団四季の「エルコスの祈り」ではないでしょうか?
───この瞬間、15年前の記憶が鮮明に蘇りました
なぜこの記憶を探したいのか
あの劇で、アンドロイドのコスモスは最後に仲間を守って機能停止します。
舞台上の全員が名前を叫ぶシーン。
「優しさに俺は泣いた」
機械なのに、誰より人間らしい選択をしたコスモス。その姿が、今でも私の心に残っています。
───あの日、舞台に立っていた先輩たちに会いたい
15年越しの「ありがとう」を伝えたい。
あの作品があったから、私は今でも「優しさとは何か」を考え続けられています。
支援学校でのたった一度の上演でも、確かに誰かの人生に影響を与える。それを証明したいです。
か、かんどうてきしぎ〜🫨
依頼の結果は、noteで公開予定です。
→ [note記事リンク]
───当然がごとく、続く
まとめ
───最後に、重要なポイントをまとめます
- ChatGPTに逆質問させるなら「ウミガメのスープ形式で」と指定する
- YES/NO質問が記憶やアイデアを引き出す
- 制約を与えることで、逆に具体的な質問になる
- 応用範囲は広い(記憶掘り起こし、アイデア出し、企画立案、技術選定など)
皆さんは、明日からウミガメのスープ形式を使います。
べ、べんりなので🫨
今すぐ試してみよう:メタ実験
この記事を読んでいる皆さんは、すでにウミガメのスープの威力を理解しています。
───ならば、実践です
【メタ実験:この記事自体を題材に】
この記事のトーンや文体について、ウミガメのスープ形式で質問してください。
【ルール】
- YES/NO/部分的に、で答えられる質問を1つずつする
- 私の回答に基づいて、次の質問を考える
- 「Tさとる構文」の特徴を段階的に特定してください
それでは、質問を始めてください。
ChatGPTは、この記事の特徴を一つずつ掘り下げていきます:
- 「断定形が多く使われていますか?」
- 「特定の絵文字が繰り返し登場しますか?」
- 「罫線が効果的に使われていますか?」
質問が的確になってきたら、心の中で呟いてください。
「いいぞ、もっとやれ。」
そして最終的に「これはTさとる構文ですね!」と特定するはずです。
いいぞ、ウミガメのスープ。もっと分析しろ。
じ、じっけんてきしぎ〜🫨
ぜひ試してみてください。ウミガメのスープの真の力を、体感できます。ドクン
───ありがとうございました