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本投稿は、ブログに作成した Delphi Advent Calendar 2021 17日目 の記事をQiita向けに書き直したものです。

はじめに

UpdateされなくなったQiuckReport(*1)について、パッケージをAlexandriaに対応してみました。

パッケージ作成

quickreport のProfessional版(ソース付き)を購入していたので、Alexandriaで使えそうか、とりあえずパッケージを作成してみました。Delphiバンドル版でなく、別途購入したものです。
バージョンは最新のVer6でなく、その前のVer5.06になります。Delphiにバンドルされていたのは、こちらのバージョンだと記憶しています。
Delphi10.3 Rioまでは、Delphiの新しいバージョンが出るために対応したパッケージファイル一式ダウンロードできるようになっていたので、それが使えたが、今はできない(*1)ので、Alexandriaでは、自力で試してみます。

Delphi10.3 Rioに、Rio版をインストールし、ソースコード部分をコピー。
2)
上記を、Delphi11 Alexandriaの環境にコピーする。
3)
デザイン用、実行時用パッケージプロジェクトを、それぞれ、QR506DesignDXE11,QR506RunDXE11に変更
4)
R506DesignDXE11.dpkの Requires のQR506RunDXE10_3を、上記に合わせQR506RunDXE11に変更
5)
QR506RunDXE11、QR506DesignDXE11をそれぞれビルド
6)
それぞれの、bplを
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\22.0\bin
にコピー
7)
コンポーネントのインストールからQR506DesignDXE11.bpl をついかすれば、コンポーネントパレットに追加されます

おわりに

実際にプログラムでの使用はまだ試していません。
Ver5.06は、Berlinでは、実際にDelphiVer7からのマイグレーション作業をしたプログラムで使用していて、特に問題が起きた覚えがないので、Alexandriaでも大丈夫だと期待しています。今のところ実際に使う予定はなさそうですが。

(*1)
サポート開発者の2019年にLutMentz氏が亡くなったため
https://www.quickreport.co.uk/


https://www.componentsource.co.jp/product/quickreport-professional-j
Ver6は、まだ販売しているようだけどほんとに買えるかは不明

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