Chrome拡張をEdgeに移植するのは簡単!
Chrome拡張、便利ですよねぇ。
Chrome拡張なら、TwitterのUIをいじったり、嫌いなページをブロックしたりできます。
さて皆さんは、どうやってChrome拡張を公開していますか?
Githubやページにソースや.zip、.crxを置いておいて、各自入れてもらう...のはワイルドすぎます。
たいていの場合、ChromeWebStoreを使うのではないでしょうか。
しかし、MicrosoftEdgeでChromeWebStoreにアクセスするのって、ちょっとなんか違う気がしませんか?
そこで、今回はChrome拡張をEdgeAddonsで出品するところまでをやっていきたいと思います。
前提条件
必要なもの
- Microsoftアカウント・電話番号
- PC
ChromeWebStoreとは
ChromeWebStoreとは、もともとGoogleChrome向けのスキンやChrome拡張を配布できるGoogleのサイトです。
特徴として
- Chromium系ブラウザなら大体使える
- 登録に金が最初だけ数ドルかかる
が挙げられます。
なお、Edgeでは、ChromeWebStoreから拡張機能を入れることができます。
MicrosoftEdgeAddonsとは
MicrosoftEdgeAddonsは、Microsoft公式の拡張機能ストアです。
特徴として
- Chromeブラウザでは利用できない(ChromeWebStoreはEdgeでも使えるのに)
- 登録が無料
- 過疎
といった特徴があります。
つまり本来対応価値はありません。
しかし、競合が少ないため、とりあえず出しておくとなんかいいことがあるかもしれません。
Chrome拡張をEdgeに移植するには
このページが参考になります。
しかし、当たり前のことが大量に書いてあるため、要約すると
- MicrosoftEdgeで対応してないAPIを使ってないか調べてね
- manifest.json に update_url を指定している場合、削除してね
- 拡張機能の名前または説明に「Chrome」の文字がある場合、「Microsoft Edge」のブランドに変えなさい
です。
非対応APIを調べる
正直、ChromeでサポートされていてEdgeで使えないAPIなんてないと思うので、
まず普通にChrome拡張として作ってから移植を考えればいいと思います。
逆にそんな変なAPIを使いこなす凝った作品を作っているなら、この記事の内容は会得してるでしょう。
自分は、すでにChromeWebStoreに出品している拡張機能「銀盾」を移植しました。
この拡張機能は、自由に設定できる条件に合うURLをはじくというものです。
例えば、*.xyz*とすれば.xyzのURLを防ぎ
*youtube.com/shorts* とすればショート動画から時間を守ることができます。
使用権限は "declarativeNetRequest","storage","tabs"です。
引っかかった変なものはありませんでした。
manifest.jsonからupdate_urlを削除する
何言ってるのかわかりませんが、もし定義してたなら消してください。
名前狩りに対応する
拡張機能の名前や説明文に「Chrome」という文字列があると、はじかれてしまいます!!!
Chromeが拡張機能の名前または説明で使用されている場合は、Microsoft Edgeを使用して拡張機能のブランドを変更します。 認定プロセスに合格するには、変更が必要です。
MicrosoftEdgeAddonsに出品する
ここからが本題です。MicrosoftEdgeAdoonsは登録の情報があまりないので、お気を付けください。
アカウント作成
https://partner.microsoft.com/en-us/dashboard/microsoftedge/overview
にアクセスしてください。
ものすごく読み込みが遅いですが、こういうものです。
https://partner.microsoft.com/dashboard/account/v3/settings/programs
うまくいかない場合は、この2つめのURLを開き、MicrosoftEdgeを選ぶと
1つ目のページが使えるようになります。
地域を設定する
アカウントの種類を選ぶ

アカウントのタイプは、「Individual(個人)」を選びます。
法人の場合は、この記事を読むのをやめてシステム管理者に問い合わせてください。
表示名を決める

「Publisher display Name」とは、実際に表示させる名前です。つまりコテハン。
例えば、下記の赤矢印のように使われます。

個人情報を入力する

Contact info で個人情報を入力します。
ChromeWebStore同様、この情報は外部に公開はされません。また、基本的になんかが届いたりもしません。
まあ、ちゃんとした情報を入れることをお勧めします。
躓きポイント
- 苗字がLastName、名前がFirstName
- PhoneNumberはCountryCode(国コード)を+81、AreaCode(市外局番)を空白、PhoneNumberに普通の電話番号を入力します
- Developer Agreement(開発者契約)は読まずに同意します。読むと一生かかります。
- 住所の英語化は「君に届け」が便利です
注意点として、
Preferred email language(メールで優先使用される言語)は何を選んでも英語で届きます。あきらめましょう。
待つ
提出してから、再度1つめのURL
https://partner.microsoft.com/en-us/dashboard/microsoftedge/overview
個人アカウントの場合、この「Verify」は30分ほどで勝手に終わります。
DNS浸透のようなもので、深く考えずお風呂に入りましょう。
出品
https://partner.microsoft.com/en-us/dashboard/microsoftedge/overview
ダッシュボードはこのURLです。
右上の歯車を押して、「English(United States)」を押すことで日本語化できます。
ただし、ページを離れると英語に戻るので注意。

「Create new extension」 を押し、投稿を始めることができます。
アップロードはzipが推奨されます。

基本的に、右上の「次へ」みたいなのを押していけば流れで完成します。
拡張機能の概要
ここに拡張機能のバージョンや状態が表示されます。
利用可否
第三者が検索できるようにしたい場合「パブリック」、そうでないなら「非表示」を選びます。
マーケットについてはいじらないで構いません。
プロパティ
特に解説することはありません。
Store 登録情報
種類が「英語(米国)」となっていますが、そういうものなのであきらめましょう。
英語と日本語を併記することをお勧めします。
提出
初回の提出の場合、3000字以内で特徴を説明する文が出てきます。
ここでは「Chrome」の文字列を使っても問題ありません。
ダッシュボードで「レビュー中」となれば、完了です。
反映
1日ぐらいで、
Your product, ○○, has been successfully published
という風なうれしいメールが届きます。
ダッシュボードで「Microsoft Store で取扱い中」となっているはずです。
完成品は↓
終わりに
Chrome拡張をEdgeに移植するのは簡単!

