はじめに
UnityではAnimationによってアバターにさまざまなポーズを取らせることができます。しかし、次のような状態になったことはありませんか?
この事象、FootIKが原因であることが多いです。この記事ではFootIKの無効化方法を紹介します。
環境
- UnityEditor:Unity2022.3.22f1
- アバター:『ライム』-Lime-【オリジナル3Dモデル】
FootIKの有無でアニメーションが異なる
こちらのアニメーションで試してみています。
そもそもFootIKって地面に足がつくようにするための機能なのに、なぜ...?ってなりますよね。
しかし、こちらのアニメーションはどうでしょう?
こちらです!我々が求めていたのはこれのはずです。
FootIKが正常に動くアニメーションとは
二つのアニメーションの違いは、「animationの設定にFootQ, FootTがあるかどうか」でした。これらを使ってFootIKは動いているようです。これらのキーフレームがないアニメーションについては、前述のような現象が起きてし舞います。
FootIKについては公式のドキュメントに記載があります。
このプロパティは、ヒューマノイドアニメーションを持つステートにのみ適用されます。これを有効にすると、このステートの Foot IK を尊重します。
FootIK については八つ橋まろん先生のこちらの記事が詳しいです。
まとめ
FootIKの暴発する場合は一旦FootIKをOFFにしておいて、もしFootIKが必要な場合は、FootQ, FootTがあるかどうかを確認し、自分でキーフレームを打つなど
【おまけ】アニメーションの修正...に失敗した話
下記のように、AnimatonウィンドウのAddPropertyを押し、FootQ, FootTを追加してみました。
かと思いきや一度停止してもう一度再生してみると...
足が頭について離れない!お後がよろしいようで(よくない)