はじめに
最近仕事でもAIを使っている方多いと思います。
どんどん発展していくAIの扱い方に慣れておいたほうがよいなと思って、Anthropic の Claude CodeをVS Codeで使えるようにしたのでその手順を残しておきます。
この記事を読み終えると、Claude Code をインストールし、VS Code のサイドパネルから Claude でコードを書いてもらえる状態になります。(約10〜15 分ほどで完了)
対象は、Claude Code を初めて触る方、ターミナル操作に少し慣れている方です。
Windows を中心に説明し、macOS / Linux での違いは都度補足します。
本記事の VS Code は、PC にインストールして使うデスクトップアプリ版を前提としています。ブラウザで動く VS Code for the Web(vscode.dev)は対象外です。
この記事でわかること
- Claude Code CLI のインストール方法(Windows / macOS / Linux)
- 初回ログインと動作確認のやり方
- VS Code 拡張機能の導入と基本操作
- つまずきやすいポイントと対処法
動作確認環境
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| VS Code(デスクトップアプリ版) | 1.142.0 |
| Claude Code | 2026年10月時点の最新版 |
事前準備
始める前に、次の 4 点をそろえておきます。
| 必要なもの | 要件 | 備考 |
|---|---|---|
| Anthropic アカウント | Pro / Max / Team / Enterprise プラン、または Claude Console アカウント | 無料プランは対象外 |
| OS | Windows 10 1809 以降 / macOS 13.0 以降 / Ubuntu 20.04 以降など | RAM 4 GB 以上、インターネット接続が必要 |
| VS Code(デスクトップアプリ版) | 1.94.0 以降 | 「ヘルプ → バージョン情報」で確認 |
| Git for Windows(Windows のみ) | 任意だが推奨 | 入れると Claude が Git Bash でコマンドを実行できる。無ければ PowerShell で実行 |
無料の Claude.ai プランでは Claude Code を使えません。Pro 以上のプランか Claude Console アカウントを用意してください。
推奨のネイティブインストーラーを使う場合、Node.js は不要です。
VS Code(デスクトップアプリ版)を用意する
まだ入っていない場合は、公式サイトから OS に合ったインストーラーをダウンロードして実行します。Windows では「User Installer」を選べば管理者権限なしで入れられます。
すでに入っている場合は、「ヘルプ → バージョン情報」で 1.94.0 以降であることを確認しておきましょう。
Step 1: Claude Code CLI をインストールする
公式推奨は「ネイティブインストーラー」です。コマンド 1 行で入り、その後はバックグラウンドで自動更新されます。管理者権限は不要です。
Windows(PowerShell)
スタートメニューから PowerShell を開き、次を実行します。プロンプトが PS C:\ で始まっていれば PowerShell です。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
Windows(コマンドプロンプト / CMD)
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd
macOS / Linux / WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
インストーラーはダウンロード中に進捗を表示しません。止まって見えてもしばらく待ちましょう。
そのほかの入れ方
- WinGet:
winget install Anthropic.ClaudeCode(自動更新されないのでwinget upgrade Anthropic.ClaudeCodeで更新) - Homebrew:
brew install --cask claude-code(更新はbrew upgrade claude-code) - npm:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code(Node.js 22 以降。sudoは付けない)
インストールの確認
インストールが終わったら、ターミナルを開き直してからバージョンを確認します。
claude --version
2.1.xxx (Claude Code) のようにバージョンが表示されれば成功です。
Step 2: 初回起動とログイン
作業したいプロジェクトのフォルダで claude を起動し、ブラウザでログインすれば使える状態になります。
- プロジェクトのフォルダに移動します(例:
cd C:\Users\you\my-project) -
claudeと入力して起動します - 初回はテーマ選択などの設定に続き、ログイン方法を聞かれます。Claude のサブスクリプションか Console アカウントを選びます
- ブラウザが開くので、認可を完了してターミナルに戻ります
- 「このフォルダを信頼しますか」と聞かれたら、自分のプロジェクトであれば許可します
動作確認として、たとえば このフォルダの中身を説明して と送ってみましょう。終了するときは /exit です。
インストールや設定に不安がある場合は、次のコマンドで診断できます。セッションを開始せず、問題と対処法を表示してくれます。
claude doctor
Step 3: VS Code 拡張機能をインストールする
デスクトップアプリ版の VS Code に公式拡張機能「Claude Code」(発行元: Anthropic)を入れると、VS Code の中にチャットパネルが追加されます。
- VS Code で
Ctrl+Shift+X(Mac はCmd+Shift+X)を押して拡張機能ビューを開きます - 「Claude Code」で検索し、発行元が Anthropic のものを選んで Install をクリックします(Marketplaceから入れてもOK)
- 表示されないときは、コマンドパレット(
Ctrl+Shift+P)で Developer: Reload Window を実行します
拡張機能は専用の CLI を内蔵しているので、チャットパネルだけなら Step 1 がなくても動きます。ただし、統合ターミナルで claude コマンドを使うには Step 1 のインストールが必要です。両方入れておくのがおすすめです。
パネルを開いてサインインする
Spark アイコン(✳ のようなマーク)が Claude Code の入口です。次のどれかから開けます。
- エディタ右上のツールバー(ファイルを開いているときだけ表示)
- 左端のアクティビティバー(セッション一覧が開く)
- 右下のステータスバーの ✻ Claude Code
- コマンドパレットで「Claude Code: Open in New Tab」
初めて開くとサインイン画面が出ます。Sign in をクリックし、ブラウザで認可すれば完了です。
Step 4: VS Code での基本的な使い方
パネルの入力欄に日本語で依頼を書けば、Claude がコードを読み、編集を提案してくれます。まずは次の機能を押さえておけば十分です。
コードを指定して質問する
エディタで選択した範囲は、自動的に Claude に伝わります。Alt+K(Mac は Option+K)で @app.ts#5-10 のような参照を入力欄に挿入できます。入力欄で @ を打つと、ファイル名を検索して指定できます。
変更をレビューする
入力欄の下にある権限モードで、編集のたびに確認するかどうかを切り替えます。
| モード | 動き | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Manual | ファイル編集やコマンド実行の前に許可を求める。編集は差分ビューで確認できる(※) | 使い始め、大事なコード |
| Auto | 分類器が大半の操作を審査し、確認なしで進める | 慣れてきてテンポよく進めたいとき |
| Plan | まず計画を書いて承認を待つ。計画にコメントを付けられる | 大きめの変更を始める前 |
(※)差分ビューでは、変更ごとに受入・却下できます。うまくいかなかったときは、メッセージにマウスを合わせて出る巻き戻しボタン(チェックポイント)で以前の状態に戻せます。
覚えておきたいショートカット(Windows)
| 操作 | キー |
|---|---|
| エディタと Claude の入力欄を行き来 | Ctrl+Esc |
| 選択範囲を @ 参照として挿入 | Alt+K |
| コマンドパレット(「Claude Code」で全コマンドを検索) | Ctrl+Shift+P |
| 統合ターミナルを開く | Ctrl+` |
ターミナル派なら CLI と連携
VS Code の統合ターミナルで claude を起動すると、自動で VS Code と連携し、差分表示やエラー情報の共有が使えます。外部のターミナルから使う場合は、Claude Code 内で /ide を実行すると VS Code に接続できます。
初めてなら、コマンドパレットの Claude Code: Open Walkthrough で基本操作のツアーを見るのもおすすめです。
トラブルシューティング
つまずきやすいのは PATH と、コマンドを実行するシェルの取り違えです。
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
claude が見つからない(not recognized) |
インストール先が PATH に未反映 | ターミナルを開き直す。VS Code も再起動する。直らなければ公式の PATH 修正手順を参照 |
The token '&&' is not a valid statement separator |
CMD 用のコマンドを PowerShell で実行した | PowerShell 用の irm ... | iex を使う |
'irm' is not recognized |
PowerShell 用のコマンドを CMD で実行した | CMD 用の curl ... を使う |
| Spark アイコンが出ない | ファイルを開いていない、拡張機能が未読み込み | ファイルを開くか、ステータスバーの ✻ Claude Code を使う。Developer: Reload Window も試す |
Not logged in · Please run /login |
認証が切れている | サインイン画面から再ログイン。出なければ Developer: Reload Window |
| Git Bash が見つからない(Windows) | Git を標準以外の場所に入れた |
settings.json の env に CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH を設定する |
Git Bash のパスは、たとえば次のように設定します。
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
}
}
原因が分からないときは、まず claude doctor の出力を確認しましょう。
まとめ
手順は、CLI をコマンド 1 行で入れ、claude でログインし、VS Code に拡張機能を追加するだけです。最初は Manual モードで差分を確かめながら使い、慣れてきたら Auto や Plan モードを試してみてください。

