transformノードの数値は変えずに
nurbsCurveのshapeのみをスケールさせたい。

シアー対策で　jointノードにnurbsCurveをparentしているので、inverseScaleが発生している状態
親のコントローラーがスケールした際に子のコントローラーの見た目上のスケールも変化させたいなぁと。

shapeだけに任意の変形を与える・・・・

デフォーマーをかける
CVに直接数値を放り込む
transformGeometry

一旦 transformGeometry でやってみようかと。

transformGeometryとは

名前からするとGeometry を　transform　しますね。

inputGeometryにソースとなるshapeを入れて、
transformにそのshapeに対して掛けたいmatrixをいれて
その結果が　outputGeometryに出てくる感じ

過去に使った事例としては
nurbuCurveのworldSpaceをcreateにつないでも、localな結果しか受け取ってくれないので

間にtransformGeometryを挟んでソースとなるcurveのworldMatrixを与えるということをやりました。

仮組

スケールだけ変化させたいので、
流れ的には
スケール値 -> matrix化 -> transformGeometry
ですかね。

matrix化　には　composeMatrixを使用してみます。

スケールを親コントローラーからもらってくると

ctrlBのスケールは1.0を維持したまま、ctrlAのスケールを見た目に反映できました。

スクリプト化

組むにあたり準備しないとならないのは

ターゲットとなるcurveShapeのソースとなるshape ( 複製して、intermediate化かな）
transformGeometry
composeMatrix

と言ったところ。
1個めが面倒そうな感じ。

ひとまずターゲットのshapeに何もヒストリーが無い前提で実装。
duplicateでもいい気がしますが、階層してると面倒なので新規のshapeを作ってそれを流用。

def connectShapeScale(target):
    shapes = cmds.listRelatives(target,type = "nurbsCurve")
    if shapes == None:
        return

    orgShape = cmds.createNode("nurbsCurve")
    cmds.connectAttr(shapes[0] + ".local",orgShape + ".create")
    cmds.refresh()
    cmds.disconnectAttr(shapes[0] + ".local",orgShape + ".create")
        
    orgShape = cmds.rename(orgShape,shapes[0] + "Org")
    tmpNode = cmds.listRelatives(orgShape, p =True)[0]
    
    cmds.parent(orgShape,target,s =True,r=True)
    cmds.delete(tmpNode)
    
    cmds.setAttr(orgShape + ".intermediateObject", True)

あとは　諸々コネクト

def connectShapeScale(target,parentNode):
    shapes = cmds.listRelatives(target,type = "nurbsCurve")
    if shapes == None:
        return

    orgShape = cmds.createNode("nurbsCurve")
    cmds.connectAttr(shapes[0] + ".local",orgShape + ".create")
    cmds.refresh()
    cmds.disconnectAttr(shapes[0] + ".local",orgShape + ".create")
        
    orgShape = cmds.rename(orgShape,shapes[0] + "Org")
    tmpNode = cmds.listRelatives(orgShape, p =True)[0]
    
    cmds.parent(orgShape,target,s =True,r=True)
    cmds.delete(tmpNode)    
    cmds.setAttr(orgShape + ".intermediateObject", True)
        
    transGeo = cmds.createNode("transformGeometry")
    composeMatrix = cmds.createNode("composeMatrix")            
    cmds.connectAttr(orgShape + ".local",transGeo + ".inputGeometry")
    cmds.connectAttr(composeMatrix + ".outputMatrix",transGeo + ".transform")    
    cmds.connectAttr(parentNode + ".s",composeMatrix + ".inputScale")    
    cmds.connectAttr(transGeo + ".outputGeometry",shapes[0] + ".create")

connectShapeScale("ctrlB","ctrlA") で実行するとこんな結果に。

課題・反省

そもそもnurbsCurveをコントローラーとして使用するの飽きてきた。
そもそもスケールケアするの面倒なのに、見た目もケアするの大変。
見た目のケアの為にノード数が結構増えるので、リグ重くなりそう。

とここまで書きましたが、
既出でしたね！