とある機会で、wio LTEというデバイスに触れた。
せっかく知ったのだから、自分で買って使ってみた。
wio LTEとは？
SORACOMが販売している、LTEモジュール付きのseeed社のマイコンモジュール
https://soracom.jp/products/wio_lte/
いわゆるIoTとやらでよく使われるデバイスの一つ。
仕様
SORACOMサイトそのまんま引用
Wio LTE JP Version は、Seeed社が開発しているマイコンモジュールです。
Grove コネクターと STM32F4 マイコン、LTE モジュールが搭載されています。
Arduino IDE で素早くプロトタイピングすることができます。
仕様の詳細、Arduino IDE用ライブラリはWio LTE for Arduinoをご確認ください。
プロセッサー : STM32F405RG, ARM Cortex-M4, 168MHz
フラッシュメモリ : 1Mバイト
内蔵SRAM : 192Kバイト
LTE Cat.1 : FDD-LTE B1/B3/B8/B18/B19/B26
SIMサイズ : ナノ
```
概要
以下サイト様を参考に実施(というかそのまんま書いてることやるだけ)
https://github.com/soracom/handson/wiki/Wio-LTE-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%AA%E3%83%B3
第1回目はwioLTEにプログラムを書き込むまで。
最終目標は、とりあえずLTEでなんか通信して、データを見るです。
まずは購入
思ってたよりwioLTEが高い。
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スイッチサイエンスでwio LTEを購入
https://www.switch-science.com/catalog/3600/実は秋月電子のほうが数百円安いが、wioLTEにセンサ等をつなげるのに必要なgroveコネクタのバラ線verを合わせて買うために上記で購入。
amazonでSORACOMsimを購入
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B015FFCZ02/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
環境構築
環境はwindows10 64bit。
デバイスドライバのDL
以下サイトにて、stmのVirtual COM Portsデバイスドライバをダウンロード。これでteratarmとかでシリアルを受け取れる。
https://seeedjp.github.io/Wiki/Wio_LTE_for_Arduino/InstallVCOMDriver-ja.html
WinUSB ドライバのDL
zadig2.3というUSBドライバをダウンロード。これでwioLTEにプログラムを書き込める。
手順は参考サイト様にて。
https://github.com/soracom/handson/wiki/Wio-LTE-%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%A7%8B%E7%AF%89---Windows-%E7%B7%A8#2-winusb-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90
Arduino IDE 環境設定
手順は参照サイト様にて。
https://github.com/soracom/handson/wiki/Wio-LTE-%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%A7%8B%E7%AF%89---Windows-%E7%B7%A8#5-%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
https://github.com/soracom/handson/wiki/Wio-LTE-%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%A7%8B%E7%AF%89---Windows-%E7%B7%A8#6-wio-lte-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
wioLTEにプログラムを書き込む
環境設定を終えたArduinoIDEにて、
wioLTEにサンプルスケッチを書き込んでみる。
ボード選択
wio LTEをPCに差し込んで、Wio Tracker LTEを選択
このとき、wioLTEをDFUモードにするのを忘れずに！(RSTボタンとBOOTボタン長押し)
サンプルスケッチ選択・書き込み
LedsetRGBというスケッチを選択。
そして書き込み！
実行
wioLTEのRSTボタンを押して、プログラムの実行。
こんな感じでカラフルに光る。キレイ。
次回
- wioLTEにSORACOMのSIMをぶっ刺す
- SORACOM harvestの設定
- SIMの登録
をやる予定