Ubuntu Desktopユーザ向けの備忘録です。
Ubuntu 26.04 LTS(Resolute Raccon)にアップグレードor新規インストールしたら、「ソフトウェアとアップデート」「追加のドライバー」が見つからなくて困った人向け。


Ubuntu Desktop以外の各種フレーバーは状況未確認です。
特にqt系のデスクトップ環境(KDE Plasma, LXQt)では、software-properties-gtk→software-properties-qtに読み替えてください。
結論
1.「ソフトウェアとアップデート」を自分でインストールすれば、リポジトリ関連の機能は使える。
下記のコマンドを実行して、「ソフトウェアとアップデート」をインストールする。
sudo apt update
sudo apt install software-properties-gtk
2.ドライバ関連の機能は、パッケージバージョン0.120現在正常に機能していないため、ubuntu-driversコマンドなどで対応する。
# 推奨のドライババージョンに上げたい場合
# 現在動いているドライババージョンを確認
nvidia-smi
# 推奨されるドライババージョンを確認 (recommendedがついているもの)
ubuntu-drivers devices
dpkg -l | grep nvidia-driver
# 推奨バージョンへ更新
sudo ubuntu-drivers install
# 再起動
sudo reboot
なんで?
この件で困っている方には、2とおりの理由があると思われます。
(主要因)標準インストールから「ソフトウェアとアップデート」が消えた
Ubuntu 26.04 LTSでは、標準で「ソフトウェアとアップデート」が含まれなくなりました。
開発者によるDiscourseでの書き込みによれば、下記のような理由によるものです。(参考訳)
私たちは混乱を減らそうとしています。
例えば、アプリケーショングリッドで「アップデート」を検索すると、次のような結果が表示されます。
(画像略)
"ソフトウェア"を名乗る候補が非常に多く表示され、他の項目とほとんど同じ名称のものもあります。
(中略)
ユーザー調査でも、ユーザー視点から見ると、このアプリは情報過多であることが確認されました。ほとんどのユーザーはこのアプリを開くことすらありません。開いたとしても、その目的が理解できないため、すぐに閉じてしまいます。おそらく、彼らはワークフローが明確だったからではなく、フォーラムの投稿やブログをきっかけにこのアプリにたどり着いたのでしょう。
詳しく調べてみると、他にもいくつか明らかになった点があります。多くのコントロールは、ほとんどのユーザーにとって役に立たないか、誤用されやすいということです。
しっちゃかめっちゃかだったのは確かだが、だからといって丸ごと消すのはどうなんだ……
なお、従来は他パッケージからの依存関係でインストールされていた都合、
Ubuntu 25.10 → 26.04 LTSにアップグレードすると、多くの場合で 「ソフトウェアとアップデート」が消えます。
「ソフトウェアとアップデート」という和名からsoftware-propertiesというパッケージ名が想像しづらいのも、この影響に拍車をかけている気がします。
現状未解禁ですが、Ubuntu 24.04 LTS → 26.04 LTSの場合でも、同様になると思われます。
(副次的な要因)Ubuntu 26.04 LTSのリポジトリにある「ソフトウェアとアップデート」には、バグがある(2026/05/18現在)
Pythonのバージョンアップによって発生したバグが原因で、一部の機能が正常に動作していないようです。
これにより、下記の画面で固まってしまい、ドライバのアップデートや切り替えができなくなっています。

バグは報告・修正済のようなので、将来的にパッケージのアップデートが配信されれば解消すると思われます。
おわりに
Ubuntu Serverは無関係なので、果たしてQiitaに書くことだろうかコレ、とは思った。
なんでもかんでもWindowsの話につなげるのは好きでないのですが、この件ってWindowsのコンパネ→設定移行問題と似てる気がします。
原因になってるバグとかの調査、ソース探しなど裏方で協力してくれたGrok君に感謝を。