はじめに
AWS、Azure、Google Cloudといったいわゆるクラウド御三家には公式認定資格があります。
初級資格はわりかし難易度低めで、初心者でもだいたい2週間程度の勉強で合格が目指せます。
持っておくとエンジニアとして箔もつきますし、とりあえずなんか資格欲しい人におすすめです。
というわけでこの記事では、3大クラウドの初級資格情報と申し込みまでの手順をまとめました。
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初級認定資格の情報まとめ
クラウドベンダ別-初級資格の共通情報
| クラウドベンダ | 初級資格呼称 | 試験実施パートナー | 資格有効期限 | 受験料 | 試験時間 | 問題数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AWS | Foundational 認定 | Pearson VUE | 3年 | 100 USD | 90分 | 65問 |
| Azure | Fundamentals 認定 | Pearson VUE | 有効期限なし※1 | 99 USD | 45分 | 35-50問程度(目安) |
| Google Cloud | Foundational certification | Kryterion | 3年 | 99 USD | 90分 | 50-60問 |
※1:有効期限なしなのは初級資格のみで、それより上の資格は有効期限1年
試験実施パートナーについて
Google Cloudだけ試験実施パートナーが異なってます。
それぞれで試験に必要なものやリスケ・キャンセル可能な時間について違っているのでご注意を
| 試験実施パートナー | リスケ・キャンセル | 本人確認 | その他試験に必要なもの | 試験時メモ書き |
|---|---|---|---|---|
| Pearson VUE | 試験開始時刻24時間前まで | 1点 | なし | ホワイトボードあり |
| Kryterion | 試験開始時刻72時間前まで | 2点 | 受験者承認コード | なし |
会社で受験料を申請する場合は、支払い証明が必要になることがあります。この部分についても両社で差があります。
- Pearson VUEの場合:試験申し込み時に「ピアソン VUE お支払いの受領通知」みたいなメールが届き、そこに日本円でのインボイス情報なんかが一通り記載されています
- Kryterionの場合:支払いのメールは特に来ません。以下手順で領収書を取りに行く必要があります。
- Webassessor ポータルにアクセス
- メニューからReceiptsを選択して開く
- 自分が領収書欲しい試験の「Receipt」ボタンを押す
- 領収書に追記したい情報記入した上で、「Generate Receipt」をクリックする
- 領収書となるPDFが入手できる
- ただし手に入る領収書、金額がUSD表示のみです
- 自分はこの領収書とクレカの「KRYTERION WEBASSESSOR (PHOENIX )」への支払い履歴の2点セットで会社に提出しています)
AWS-初級認定資格
| 認定資格名 | 略称 | 提供開始時期 | 概要 |
|---|---|---|---|
| AWS Certified Cloud Practitioner | CLF(CLF-C02※2) | 2017年12月-2023年9月C01、 2023年9月以降C02 |
クラウド概念・AWSサービス・セキュリティ・料金を広く問う入門資格 |
| AWS Certified AI Practitioner | AIF(AIF-C01※2) | 2024年10月 | AI/MLと生成AIの基礎概念、およびAWSサービス上での実現方法を問う入門資格 |
※2:AWSの資格略称の後ろにつくC01やC02は該当試験のバージョン情報です。CLFは2023年に改訂が入りバージョンアップしたのでC02、AIFは2024年後半にリリースされたばかりで改訂が入ってないからC01という感じです。(Cは多分、Certificationかなんかの略)
Azure-初級認定資格
| 認定資格名 | 略称 | 提供開始時期 | 概要 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Certified: Azure Fundamentals | AZ-900 | 2018年12月 | クラウドの基本概念やAzureの基礎を問う入門認定 |
| Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals | AI-900 | 2020年7月 | Azureが提供するAI/MLや認識サービスの基礎を問う入門資格 |
| Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals | DP-900 | 多分2020年7月頃 | Azureが提供するデータ基盤やデータ分析の基礎を広く問う入門資格 |
Azureはいわゆる試験コードを略称として使うことが多い
GoogleCloud-初級認定資格
| 認定資格名 | 略称 | 提供開始時期 | 概要 |
|---|---|---|---|
| Cloud Digital Leader | CDL | 2021年6月 | クラウド概念に加え、ビジネス価値・導入戦略を含めたGoogle Cloudの理解を問う入門資格 |
| Generative AI Leader | GAIL | 2025年5月 | 生成AIやMLの基礎とGoogle Cloud上での活用・導入を問う資格 |
試験の略称は非公式だけど、わりとこうやって読んでる人が多い(イメージ)
GAILは今年の5月から始まった新しい資格ですが、既に試験は日本語にも対応済み
備考
基本的にどのクラウドでも、そのクラウド自体 & AI系の2種は必ず初級資格として設けてます。
とりあえずで取るならAWSならCLF、AzureならAZ-900、Google CloudならCDLをになる、はず。
(Google Cloudだと技術寄りの人の場合、CDLでなく中級資格のAssociate Cloud Engineer(ACE)から取り始める人も結構いるみたいです。)
上記三種は自分も持っていますが個人的な難易度としてはCLF > CDL > AZ-900でした。ただ巷ではCDLが一番難しいという声も結構あります。
CLFはとにかく覚えるサービスの数が多い覚えゲー感が強く、CDLはビジネス価値や導入戦略、SREやAIなど幅広く問うため難しく感じる人も多いみたいです。
試験申し込みの始め方
初めてだと、試験を受けよう!でもどういう手続きで?となる人もいるかもしれません。
基本的にまず資格情報を紐づけるアカウントを作成し、そのアカウントを使って試験申し込みを行います。
注意点として、資格は個人に紐づくため、アカウント作成時に使用するメールアドレスは会社や学校のものではなくプライベートのメールアドレスを使いましょう。
卒業や退職でメールが使えなくなるとアカウントが失効し、資格情報にアクセスできなくなります。
恐らく紐づけは後からも変更できますが手間がかかるため、最初から私用のメールアドレスを使うのがおすすめです。
AWS-試験申し込みの始め方
- 最初に「AWSビルダーID」を作成します。
- AWS Certification ダッシュボードへアクセスし、「Create or Sign in」をクリックして作成したAWSビルダーIDでサインインをします。
- 左上のハンバーガーメニューをクリックし、「EXAM REGISTRATION」配下の「Schedule an exam」をクリック
- 認定資格の一覧が出てくるので、取りたい資格のSCHEDULEをクリック
- Pearson VUEのページに飛ばされるのでそこで試験日程や受験場所などを選び支払いを設定します。
- この際気を付けるのは試験の際に利用する言語の設定です。自分が一番得意な言語を選んでください。
取得した資格を確認したい場合
- AWS Certification ダッシュボードにサインイン
- 左上のハンバーガーメニューをクリックし、「CERTIFICATIONS」配下の「Certification status」をクリック
- 取得してる資格が表示されます。VIEW MOREで詳細確認したり、資格証明のダウンロードもできます。
Azure-試験申し込みの始め方
- 最初に「Microsoft アカウント」を作成します。
- 「Microsoft Learn」へアクセスし、作成したMicrosoft アカウントでサインインをします。
- メニューの「発見」をクリックし「資格証明」を選択し「認定資格について確認する」から対象を選びます。
- 初期状態だと認定資格以外にもいろいろ出てくるので、左側のフィルターでレベルと資格証明の種類で絞り込みをしましょう。
- 認定資格の一覧から取りたい資格をクリック
- 試験案内のページにある「試験のスケジュール設定」を押します。
- 住所その他を求められるので入力して「送信」をクリックします。
- Pearson VUEのページに飛ばされるのでそこで試験日程や受験場所などを選び支払いを設定します。
- この際気を付けるのは試験の際に利用する言語の設定です。自分が一番得意な言語を選んでください。
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…ぶっちゃけ上記手順はめんどくさいので、試験はMicrosoft Learn上から探さず、直接試験名でweb検索して申し込む方が早くておすすめです。

この手順の場合は、「試験のスケジュール設定」を押した際にMicrosoftアカウントでのサインインを求められます。
毎回住所とか入力させられるのがめんどくさいですが、確かアカウント側で個人情報を持たないようにするためとかって理由だったと思います。
取得した資格を確認したい場合
- 「Microsoft Learnにサインインし、プロファイルを選択
- 資格証明を選択し、認定資格タブをクリックすると取得した資格情報が確認できます。「認定資格の詳細の表示」より詳細確認したり、資格証明のダウンロードもできます。
GoogleCloud-試験申し込みの始め方
- 最初に「CertMetricsアカウント」を作成します。
- 受験者向けポータルへアクセスし、作成したCertMetricsアカウントでサインインをします。
- ポータルにある「Schedule/Launch an Exam」のVIEWをクリックします
- Webassessorにアクセスするかの確認ページの最下部にある「ACCESS WEBASSESSOR」ボタンをクリックします
- 飛ばされたWebassessorの画面で試験で使用したい言語を選択しその配下の受験したい試験を選択します。
- 試験をクリックすると候補が2種でてきます。「Remote Proctored」の場合はオンライン受験、「Onsite Proctored」の場合はテストセンターで受験となります
- この後は各受験種別ごとに受験日時などを選び支払いを設定します。
取得した資格を確認したい場合
- 受験者向けポータルにサインインします。
- ポータルにある「My Credentials」のVIEWをクリックします
- 取得してる資格が表示されます。VIEW MOREで詳細確認したり、資格証明のダウンロードもできます。
おまけ-私の資格取得遍歴
現在まで以下の順で資格取ってます。かなり変則的だし中級とか上級の資格はそこまで持ってないです。
昔は資格取ってもなーと思ってましが、転職してから周囲がわりとクラウド資格の取得に積極的なので、取るぞ!という熱力が昔より強くなりました。中級上級資格ももっと取っていきたいと思います。
- (Azure)AZ-203:失効済み。前職で取れと言われて嫌々取った
- (Azure)AI-900:生成AI系の案件やるぞ!となったので気合入れるのにとった
- (Azure)AZ-900:そういえば持ってないなと思って
- (Azure)DP-900:900系どうせなら全部取るか
- (Azure)AZ-204:AZ-203の最新版らしいのでリベンジ
- (Azure)AZ-104:Azure認定資格で一番有名だし取るか…
- (Azure)AZ-305:資格対策の勉強会参加したので取った
- (AWS)CLF-C02:周りがみんなAWSつよつよなんで最低限の知識はもっておこう
- (Google Cloud)CDL:Google Cloudが最近アツい気がしてきた


















