引用: 失敗から学ぶユーザインタフェース by 中村聡史さん
一方、右ページ下図(右)は、とある工場の大型機械の起動および停止ボタンです。起動には赤色、停止には緑色のボタンが割り当てられています。
...
工場で使うような大型機械の場合、稼働中にこうした機械に近寄ったり、周囲でうかつな行動を取るのは危険です。一方、停止しているときは安全と言えます。そのため、「赤色は危険、緑色は安全」という意味(信号と同じ)でこのような色が割り振られていると思われます。
これまで「停止:赤色」というのが自分の経験としてほとんどだったので、上記のような記載があった時に「なるほど」と思った。
また、こういう事情を知らずに(あるかどうかわからないが)工場の機械(ソフト)のUIを設計することになったとき、停止を赤色とする失敗をしそうと思った。
どこかの本に書いてあったが、人は赤いものを危険と思うらしい。だから注意をひきたいものには赤色をつけることが多い。一方で、緑色は安全という認識がされやすいらしい。
赤色は火から来ているのではないかと思う。緑は自然から?