引用: トランジスタ技術 SPECIAL for フレッシャーズ No.104 OPアンプIC活用ノート
OPアンプの発振しにくさは、ゲイン1倍の周波数で位相遅れが-180°よりどれだけ小さいか(位相余裕)によって評価できます。
ゲインが 0dB になる周波数での位相遅れが 180 度に対して何度の余裕があるかを位相余裕、位相が 180 度遅れた時のゲインが-何 dB あるかをゲイン余裕、と規定して系の安定性の指標としています。
電源回路では位相余裕が 45 度以上、ゲイン余裕が 20dB 以上(6dB 以上で良いという理論もある)あれば、安定した電源であるといわれています。