端末
a. line monitor本体実行 : RaspberryPi2 + raspbian (IP: 192.168.10.3)
b. COM送信 : Windows 8.1pro + TeraTerm
c. UDPコマンド送信 : CentOS 6.5 (IP: 192.168.10.8)
d. UDPモニタ出力先 : CentOS 6.5 (IP: 192.168.10.8)
治具
A. Win8.1 : SRC06-USB (USBシアリルケーブル)
B-1. RPi2 : VE488 (USBシリアルケーブル)
B-2. RPi2 : VE488 (USBシリアルケーブル)
X : TX-RX変換用治具 (`AとB-1` または `AとB-2`を接続に使用)
http://qiita.com/7of9/items/028556c5a819a6a8de96
で記載したRPi2動作のコア部分
プログラム
プログラムの構成は現状、以下となっている。
- dummySerial.py : CentOS上で開発するためのダミー
- linemonitor.py : プログラム本体
- utilComRelay.py : COM通信関連
- utilSetting.py : 設定のget/set用
- utilUdpCmd.py : UDPコマンド通信用
使用手順
- RPi2 において、linemonitor.pyを起動する (
$python linemonitor.py). - CentOSにおいて、
echo "set,combaud,2400" | nc -w 1 -u 192.168.10.3 7000を実行して、combaudを2400bpsにしておく (しない場合は9600bps) - CentOSにおいて、UDPの出力を受けるため root権限で
# tcpdump -A -n udp portrange 9000を実行しておく - Win8.1のTeraTermを起動する。[端末]->[CRLF送信]の設定をしておく
- Win8.1のTeraTermの通信速度を2400bpsにする
- Win8.1のTeraTermから
from winという文字を入力 (文字列は任意)してEnterを押す
以上でそれぞれの端末は以下の状態になっている。
RPi2
$ python linemonitor.py
cmdport= 7000
rcvd:[ set,combaud,2400 ]
set combaud
2400
rcvd= from win
CentOSでtcpdumpによるUDP出力の受け
# tcpdump -A -n udp portrange 9000
tcpdump: verbose output suppressed, use -v or -vv for full protocol decode
listening on eth0, link-type EN10MB (Ethernet), capture size 65535 bytes
22:46:50.861640 IP 192.168.10.3.53357 > 192.168.10.8.cslistener: UDP, length 12
E..(..@.@..g..
...
..m#(....2:from win
......
現状
とりあえず<CR><LF>終端のCOM通信に対しては、当初の予定通りの実装ができたと思う。
もう1本のUSBシリアルおよび、TX-RX変換治具を用意することで、実際の動作検証ができるようになると思う。
RPi2のプログラムとしては以下の課題があるが、当面、Unity(UI)側の実装を優先的に行っていく。
- バイナリ文字列通信の対応 > 低優先度で実装予定
- フロー制御 > 多分実装しない
- reboot処理 > 必要なのだろうか...
未消化
linemonitor.pyにおいて comReopen()をコールしたらエラーが出た。
結局、動作優先として、comReopen()の中身をlinemonitor.pyに書くことで対応した。
v0.4
- monport関連で
TypeError: an integer is requiredが出てしまうバグを修正した。