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LGPL/GPLの違いについて

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Last updated at Posted at 2025-12-22

⚠️ 注意

本記事に掲載している内容は、個人が学習・検証目的で作成したものです。

業務情報、社外秘情報、特定の企業・組織に関する内容は一切含まれていません。
利用は自己責任でお願いします。

概要

ffmpeg を「外部実行(ffmpeg.exe)」として使うプログラムを作成した際に調べた内容を記載します

LGPL と GPL の違いを一言で

LGPL GPL
一言で 使ってOK。条件は軽い 使うなら全部オープンにして
社内ツール ◎ 非常に相性が良い △ 避けたい
ffmpeg外部実行 ◎ 安全 ⚠ 説明が必要
ソース公開義務 なし(通常) ありの可能性

■LGPL(Lesser GPL)
「ライブラリとして使うだけなら自由度を高くするよ」

求められること
 ①ライセンス文書を同梱
 ②ffmpeg を使っていると明記
 ③ffmpeg 自体を改変しない

■GPL(GNU GPL)
「GPLコードを使うなら、あなたのソフトもGPLにして」

求められること
 ①アプリのソース公開義務

動的リンクで社内のみで使用予定する場合は?

「GPL版 ffmpeg を動的リンクで、社内利用のみ」であれば、
原則としてコード公開義務は発生しません。

① GPL の基本原則

GPL(v2/v3 共通の考え方)は、
「第三者に配布(頒布)した場合にのみ」ソースコード開示義務が発生する
というライセンスです。

利用形態 ソース公開義務
社内利用のみ ❌ なし
社外配布(顧客・取引先・グループ会社含む) ✅ あり
SaaS(社外に実行ファイルを渡さない) ❌ なし

「社内のみ」= GPL的に最も安全な使い方

② 動的リンクか静的リンクかの違い

動的リンクでも 社内利用なら問題にならない

・動的リンク
💻 プログラムでは
 ライブラリは 別ファイル
 実行時に「ここにある?」と探して使う
 ffmpeg.exe を横に置く、など

👍 メリット
 実行ファイルが小さい
 ライブラリの差し替えが簡単
 GPLでも“社内利用のみ”なら問題になりにくい

⚠️ デメリット
 ファイルを消すと動かない
 バージョン違いでトラブルが起きることも

** 静的リンク**
💻 プログラムでは
 ライブラリ(ffmpegなど)をプログラムの中に最初から組み込む
 実行ファイルが 大きくなる
 他のファイルがなくても動く

👍 メリット
 1ファイルで完結
 配布しやすい
 環境差が出にくい

⚠️ デメリット
 ファイルサイズが大きい
 ライブラリ更新が大変
 GPLなどのライセンス制約が厳しくなりやすい

③ 注意事項

⚠️ 社外に exe を渡した瞬間アウト
以下は 全部 NG(GPL義務発生) です:

・他社(取引先・協力会社)に exe を渡す
・グループ会社に「これ使って」と渡す
・USB やメールで社外に配布
・展示会・説明会で配布
👉 1人でも社外に渡したら「頒布」扱い

その場合:
・アプリ全体が GPL 扱い
・ソースコード開示義務
・再配布許可義務

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