Google Cloud PlatformのVMに突然SSH接続できなくなってしまった。さっきまで繋がったのに、ってときの対処方法をねこでもわかるレベルで説明します。
はじめてVMをつくったとき
VMのサイズを変更したとき
に対処できます。
繋がらなくなる原因
最低限必要なことを説明します。SSH(Secure Shell)という通信方法は、クライアント(自分がいる方のマシン)とサーバー(自分がいない方のマシン)とで通信する方法です。SSHで通信するためには3つのものが必要です。1つめがクライアントがもつ秘密鍵(Private key)。2つめがサーバーがもつ公開鍵(Public key)。そして3つめが、サーバーがどこにあるのかという住所、つまり外部IPアドレスです。この外部IPアドレスはクライアントがもっていなければいけません。
(もちろんSSHのソフトも必要ですが、ここでは省略します。)
うえの説明にあてはめて原因を説明します。あなたのPCがクライアントです。Google Cloud PlatformのVMはサーバーです。Google Cloud PlatformのVMは、必要な3つのうち3つめの 外部IPアドレスがコロコロ変わってしまいます 。なので、クライアントはサーバーがどのにあるのかわからなくなって繋げないのです。
対処方法
外部IPアドレスを固定すればOKです。
1、まず Google Cloud Platform にいきます。
4.編集をクリック
5.ネットワーク インターフェースをクリック
6.画像が取れなかったんですが、新しい静的IPアドレスをクリック
7、適当に名前を入力、neko とか inuwaannmarisukijanaiとかなんでもいいです。ただしアルファベット小文字、空白なし
説明は書かなくていいです。
8,画像ないですが、つづいて予約をクリック
9,完了をクリック
10、保存をクリック
20秒ほど待つと外部IPアドレスが表示されます。表示されなかったらページもう一回読み込んでください。
この外部IPアドレスをSSHのソフトで書き換えてやったら完了です。