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Linux の基本操作①

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##ファイルディレクトリの参照(ls)##

書式(そのコマンドが用いられる形式を示す)

$ls (オプション) (ファイル)

オプション(コマンドにつける事により、その動作を変えられる)

-a... .で始まる隠しファイル等も全て(all)出力

-l... 長(long)形式で出力。

-t... 最終更新時間(time)によって、ソートして出力

※ドットで始まるファイルは隠しファイルであり、システム設定が書かれているファイル等で使われる。

##コピー(cp)##

書式
 $ cp (オプション) コピー元 コピー先

実例
 $cp src-file dst-file→src-fileをdst-fileにコピーする

オプション

-i... 処理を行う時、確認を行う。誤っての上書きを防ぐ。

-r... ディレクトリをコピーする。cpコマンドは基本的にファイルをコピーする機能だが、-rをつける事により、ディレクトリない全てのファイル、ディレクトリに対してコピーする。

-p... 元のファイルを保存→新しい内容を作成せず、古い情報を保持したままコピーを作成したい場合に使用

##ファイルの移動(mv)##

ファイルを移動する時に使用するコマンド

書式
 $ mv 移動元ファイル 移動先ファイル

実例
 $ mv src-file dst-fil →src-fileをdst-fileの下に移動する。

オプション

-i... コピーのオプションと同じ

-f... 強制的に処理を実行

##ファイルの削除(rm)##

書式
 $ rm ファイル名

実例
 $ rm file-delete →file-dleteというファイルを削除しますという意味

オプション

-i... コピー(cp)、移動(ムーブ)と同じ

-f... 強制的に処理を実行

-r... ディレクトリを対象とする。ディレクトリのファイルやディレクトリも削除する。

※Linuxを含むunix系OSでは、一度削除したファイルは復活させることはできないので注意。

rmコマンドではオプションなしではディレクトリを削除できない。

##参考文献##
Linux標準教科書

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