職場ではRedmineを使ってタスク管理をしている。このRedmineの構築に結構苦労するので、この度Dockerコンテナ化することにした。
特徴は以下のとおり。
- 1コンテナで、すべてできている(DB、Redmine本体、Git、SVNホスティング含む)
- SVNのホスティングが付いている。http://dockerhost/svn/reponame
- Gitのホスティングが付いている。http://dockerhost/git/reponame
- Backlogs、SCMCreator、Code Reviewなどのプラグインが同梱しているため、すぐ使える
- JP、ENタグには、すぐに使えるように、初期データをロード済み。
使うためには、dockerをインストールして、以下のコマンドを実行する。
docker run -d -p 80:80 --name redmine --restart=unless-stopped 74th/redmine-all-in-one:JP
上記コマンドは、自動起動させる--restart=unless-stopped
が含まれている。終了させるにはdocker stop redmine
とする必要がある。また、コンテナ名、ポート番号を変えれば、いくつでもRedmineを立てることができる。
ノート
ALMiniumというとてもいい感じのRedmineを自動構築してくれるプロダクトがあったが、最近の更新はないため、dockerで作ることにした。しかし、ALMiniumのレベルに持っていくのは私にはできない。
Redmineの更新に追従しているsameersbn/redmineがあり、プラグイン追加機能もあり素晴らしい。しかし、Git、SVNのホスティングは付属できない。
2016/5/5追記
このコンテナのMySQLにALMiniumのMySQLdumpを食わせて、dbmigradeを実行したところ、移行できました。