Proxmox ver 8.3からGUI上でOVA/OVFから仮想マシンを作成できるようになりました。
今まではCLIから qm importovf でVMを作成する必要がありました。
まあ、今までとやっていること自体は同じなのですが、GUI上から操作できるようになったよというだけです、、、
手順1
データセンター > ストレージ からOVA/OVFファイルをインポート及び展開する作業用のディレクトリを選択し、内容に「インポート」と「ディスクイメージ」を含めます。
デフォルトのストレージ設定の場合はどちらも「local」になります。
手順2
先ほど設定変更したディレクトリ(今回は"local")> インポート からOVA/OVFファイルをアップロードします。
アップロードしたファイルは一覧に表示されます。
自分の環境だとciscoのACIシミュレータが表示されていますね。
手順3
アップロードしたファイルを選択するとポップアップが表示されます。
「デフォルトストレージ」はVMのストレージで、「作業用ストレージのインポート」はインポート作業で使用するストレージです。
詳細設定からディスク、ネットワークインターフェースの設定が可能です。VM作成後に編集することもできます。
設定に問題がなければ「インポート」を押下してインポートを開始します。