概要
「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2024 in 東京」は、最新のコールセンター技術やCRMソリューションを紹介する年次イベントです。業界のリーダーや専門家が集まり、基調講演やデモ、ネットワーキングの機会が提供されました。詳細は公式サイトこちらをご覧ください。
参加背景
コンタクトセンター案件に携わっており、市場調査を行う必要がありました。業界内で権威あるイベントとして位置付けられており、最新の市場動向・競合分析・技術トレンドが一挙に収集できることからこのイベントへ参加しました。目的は、市場調査です。
170の出展企業のうち「コンタクトセンタープラットフォーム」に該当する56企業への調査を行うことが目標でした。
準備
56企業への調査項目として以下を設定しました。○ の選択肢は指定なし
項目 | 選択肢 | 説明 |
---|---|---|
ベンダ種別 | SIベンダ、製品ベンダ、クラウドベンダ | - |
規模 | ○ | 何席に対応しているか |
顧客からの要望 | オンプレ、クラウド、両方 | - |
顧客から求められる機能 | ○ | - |
強み | ○ | - |
結果
2日間で70社への調査を行うことができました。行動は以下です。
1日目
初めてのカンファレンスということでチームメンバーと待ち合わせをして向かいました。
AM(2h):チームメンバーとブース巡り。チームメンバーのお知り合いメインで周ったため話がしやすい
PM(4h):引き続き先輩社員とブース巡り。途中から離脱して目星を付けていたブースへ個人で周る
2日目
下の階から網羅的にひたすら周る。ローラーしていく。
調査まとめ
■ 市場の動向 :
・ AIやオムニチャネル対応が急速に進んでおり、独自機能で競争している 。
・ 顧客の要求はPBX、IVRや通話録音が当たり前になり、サービスの品質とリードタイム が重要視されている。
・ 顧客体験の向上に注力している企業が多い。
・ 小中企業向けではコストを削減し、大企業向けではコストより機能を重視している。
・ AIを活用したチャットボットを導入している企業が増加している。
・ 専門のノウハウを持つ外部パートナーと協力を強化している。
学んだこと
コミュニケーションの重要性 :
イベントに参加して、多くの業界関係者と直接交流することの価値を実感しました。新卒エンジニアとして、他部門とのコミュニケーション能力を高めることが、知見を広げることに繋がると感じました。
ネットワーキングの力 :
多くの企業や専門家と話すことで、自分の知識や視野が広がるとともに、新たな人脈を築くことの重要性を学びました。これにより、将来のキャリア形成にも役立つと考えました。
最新技術のトレンド :
イベントを通じて、AIやオムニチャネル対応の最新技術について学ぶことができました。常に最新の技術に興味を持ち、自己研鑽を続けることの重要性を再認識しました。
振り返り
今回事前準備として用意していたものは改良の余地をもつことがわかりました。情報整理をした際に選択肢なしで設定していた項目の集計にかなり手間がかかりました。今回のように多くの企業を周る計画があるのであれば、始めから選択肢を固定することが良いと学びました。聞く際の時間短縮にもなり、集計時の時間短縮にもなります。
最後に。カンファレンス会場は人が多く、熱気があるため適度な休息は必須です。