夏といえば花火大会。あの「ドン!」という音と、夜空いっぱいに広がる光を思い出すだけでワクワクします。
地元の大きな花火大会って、いいですよね。私は滋賀出身なので、夏といえば びわ湖大花火大会 です。湖の上いっぱいに広がる光と、水面に映るもう一つの花火。あれを見ないと夏が来た気がしません。
でも、びわ湖大花火大会って全国的に見るとどんな大会なんだろう、とふと思いました。打ち上げ数は多いほうなのか。人出は他と比べてどうなのか。そもそも湖の上で打ち上げる花火大会は、他にもあるんだろうか。
気になったので、データで調べてみることにしました。
推し活ユーザー会 は、「推しのデータを集めて、みんなで可視化する」Tableau コミュニティです。この記事は、第 5 回ハンズオン「日本一の花火大会ってどこ?」の解説資料です。
この記事では、日本を代表する 24 の花火大会のデータ を使って、Tableau でのデータ可視化を体験します。
はじめに
この記事は 【第5回 推し活ユーザー会】日本一の花火大会ってどこ?データで決めてみた。〜見るだけ参加OK・花火好き歓迎〜🎆 のハンズオン資料です。
2026 年 7 月 26 日(日)20:00〜21:30・オンライン・参加無料。見るだけの参加も大歓迎です。
CSV ファイルは Google Drive からダウンロードできます。
「Tableau をインストールしたけど、何から作ればいいの?」という方向けの記事です。
次の 7 ステップを順番に進めていきます。
- データを確認する(CSV 2 ファイルの中身)
- CSV を読み込む(リレーションシップで結合)
- 日本地図を作る(列をダブルクリックするだけ)
- ランキング棒グラフを作る(そして「日本一」が入れ替わる)
- 10 年推移の折れ線を作る(花火大会が戻ってくるまで)
- 散布図で関係を見る(打ち上げ数と観客数はつながっている?)
- ダッシュボードにまとめる(クリックで連動)
計算式は最小限、ほとんどがドラッグ&ドロップで進みます。
QUEST 1 ▶ 使うデータを確認する
Google Drive には CSV が 4 ファイル入っています。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
花火大会マスター.csv |
大会マスター(場所・規模・歴史・天候・アクセス) |
花火大会_過去10年データ.csv |
2016〜2025 年の推移(24 大会 × 10 年) |
日本一花火大会_評価用データ.csv |
各大会の評価スコア一覧(ランキング用) |
日本一評価軸_説明.csv |
各スコアの算出方法と重みの参照表 |
この記事では、上の 花火大会マスター.csv と 花火大会_過去10年データ.csv の 2 ファイルを使います。
同じフォルダに 日本一花火大会データ仕様書.pptx も入っています。列の意味を詳しく知りたくなったらこちらもどうぞ。
データについて
この CSV は、推し活ユーザー会のハンズオン用に用意されたデータです。
数字は 実際の発表値ではありません。公開されている情報をもとに作った推定値です。スコアも同じく独自に計算したもので、公式なランキングではありません。
グラフを作る練習用のデータとして使ってください。
花火大会マスター と 花火大会_過去10年データ は 大会ID で紐づいています。結ぶ線は 1 本だけ。とてもシンプルな構成です。
花火大会マスター.csv
1 大会 = 1 行、全 40 列。「この大会はどんな大会か」がまとまったカタログです。
40 列全てを使うわけではありません。この記事で使うのは、次の 6 列だけ です。
| 列名 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
大会ID |
2 つのファイルを結合するキー | 21 |
大会名 |
花火大会の名前 | びわ湖大花火大会 |
都道府県 |
開催都道府県(地図で使います) | 滋賀県 |
会場タイプ |
川 / 海 / 湖 / スタジアム / 市街地 / 山麓 | 湖 |
打ち上げ数_2025 |
2025 年の打ち上げ発数 | 10000 |
観客数_2025 |
2025 年の観客動員数 | 350000 |
特に大事なのが 会場タイプ です。この後作る 4 枚のグラフ全てで「色」として登場します。地図でも、棒グラフでも、折れ線でも、散布図でも同じ色。ダッシュボードにまとめたときに、これが全体をつなぐ共通言語になります。
残り 34 列には、初回開催年(隅田川はなんと 1733 年!)、特徴、有料席の最安値、最寄り駅と徒歩分数、開催月の平均気温や降水量まで入っています。記事の最後の「グラフアイデア集」で使うので、余裕があれば眺めてみてください。
花火大会_過去10年データ.csv
1 大会 × 1 年 = 1 行。24 大会 × 10 年で、きれいに 240 行そろっています。マスターが「今の姿」なら、こちらは「歩んできた 10 年」です。
この記事で使うのは、次の 5 列です。
| 列名 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
大会ID |
マスターと結合するキー | 21 |
開催年 |
2016〜2025 | 2025 |
開催ステータス |
開催 / 規模縮小開催 / 中止(新型コロナウイルス)
|
開催 |
打ち上げ数_発 |
その年の打ち上げ発数 | 10068 |
観客数_人 |
その年の観客動員数 | 352390 |
注目してほしいのが 開催ステータス です。この 1 列があるおかげで、10 年間に何があったのかがデータから読み取れます。
このファイルには 人気度 という列もあります。これは「その大会の 10 年間の中で」正規化した独自指標で、大会ごとに必ず 100 と 0 が 1 つずつ登場します。大会をまたいだ比較には向かない ので、この記事では使いません(「グラフアイデア集」で登場します)。
QUEST 2 ▶ CSV を Tableau に読み込む
① CSV をダウンロードして Tableau で開く
- Google Drive から 2 ファイルをダウンロードする
- Tableau Desktop を起動し、左の「接続」パネルから 「テキストファイル」 を選択
-
花火大会マスター.csvを選ぶ → データソースページが開く
② リレーションシップで 2 ファイルを結合する
- 左の接続パネルから
花火大会_過去10年データ.csvをキャンバスにドラッグ - 2 つのテーブルをつなぐ線をクリックし、結合キーに
大会ID同士 を設定
2 つのテーブルが線 1 本でつながり、下のプレビューに結合後のデータが並べば成功です。
JOIN ではなく リレーションシップ で結合するのがポイントです。
JOIN にすると、マスター側の 観客数_2025 が 10 年分重複して 10 倍に膨らんでしまいます。
QUEST 3 ▶ 日本地図を作る
いよいよ Tableau でグラフを作ります。
① 都道府県に「地理的役割」を設定する
まず、Tableau に「この列は場所を表しています」と教えてあげます。
データペインの 都道府県 を右クリック →「地理的役割」→「都道府県/州」を選びます。
これで 都道府県 の列に地球儀のアイコンが付き、地図で使えるようになります。
② ダブルクリックするだけ
左のデータペインで 都道府県 をダブルクリック してください。
それだけで 日本地図が表示されます。緯度・経度の列は CSV に入っていませんが、Tableau が自動で位置を割り当ててくれます。
列に 経度(生成)、行に 緯度(生成) が自動で入り、マークカードの「詳細」に 都道府県 が置かれています。この 3 つは Tableau が用意してくれたものです。
③ 丸の大きさと色を変える
今は丸が全て同じ大きさ・同じ色です。ここに情報を足していきます。
まず、打ち上げ数が多い大会ほど丸を大きくします。
-
打ち上げ数_発を マークカードの「サイズ」 へドラッグ - 置いたフィールドを右クリック →「メジャー」→「平均」に変更
次に、会場の種類で色を分けます。
-
会場タイプを マークカードの「色」 へドラッグ
北海道から沖縄まで、南北の端までしっかり分布しています。日本海側〜東日本に黄色(川)が多く、九州・沖縄はオレンジ(海)が中心、というのも一目で分かります。
④ 「2 個が不明」を解決する
画面の 右下に「2 個が不明」 と表示されているはずです。クリックして「場所の編集」を開くと、次の 2 件が出てきます。
| 大会 |
都道府県 の値 |
|---|---|
| 関門海峡花火大会 | 山口県/福岡県 |
| 富士山絶景花火Mt.Fuji | 静岡県/山梨県 |
これはデータの間違いではありません。関門海峡花火大会は関門海峡を挟んで下関市と北九州市の両岸で同時開催、富士山絶景花火は静岡・山梨の県境にまたがる富士山麓が舞台。どちらも「2 県にまたがる大会」なので、1 つの都道府県に決められないのです。
直し方は簡単です。
- 「認識不可」と表示されている行の、右側の「一致する場所」欄をクリック
- プルダウンから代表とする県を選ぶ(関門海峡なら
山口県、富士山絶景花火なら静岡県など) - OK をクリック
これで右下の「2 個が不明」が消え、24 大会すべてが地図に表示されます。
実際のデータを扱うと、この「機械が一意に決められない値」によく出会います。Tableau が黙って落とさず「2 個が不明」と教えてくれるのは、とても親切な設計です。
QUEST 4 ▶ ランキング棒グラフを作る
新しいワークシートを開きます(画面左下の ⊞ ボタン)。
① 打ち上げ数で並べる
-
大会名を 行シェルフ へドラッグ -
打ち上げ数_2025を 列シェルフ へドラッグ - ツールバーの 降順ソート ボタンをクリック
1 位は 諏訪湖祭湖上花火大会の 40,000 発。2 位以下に大きく差をつけています。
② 観客数を隣に並べる
ここからが面白いところです。観客数_2025 を、列シェルフの 打ち上げ数_2025 の右隣 へドラッグしてください。
左(打ち上げ数)は降順ソートしたので、きれいな階段状。ところが 右(観客数)は棒の長さがそろっていません。
左のトップ 4(諏訪湖・ぎふ長良川・幕張ビーチ・真駒内)は、右では短いまま。逆に、左では中位の 関門海峡花火大会が、右では飛び抜けて長い棒 になっています。
| 指標 | 1 位の大会 | 数値 |
|---|---|---|
| 打ち上げ数_2025 | 諏訪湖祭湖上花火大会 | 40,000 発 |
| 観客数_2025 | 関門海峡花火大会 | 1,100,000 人 |
「日本一の花火大会はどこ?」の答えは、どの軸で見るかで変わります。 たくさん打ち上げる大会と、たくさん人が集まる大会は、必ずしも同じではないのです。
そして、私のびわ湖大花火大会。棒グラフの下のほうを探すと見つかります。打ち上げ数は 24 大会中 16 位、ところが 観客数は 8 位。打ち上げ数では真ん中より下なのに、人の集まり方では上位に食い込んでいました。
この「連動していなさ」は、QUEST 6 の散布図でもっとはっきり確かめられます。
③ 色をつけて見やすくする
会場タイプ を マークカードの「色」 へドラッグします。
24 大会のうち 川が 11、海が 7、湖が 3。黄色(川)が上位にずらりと並び、日本の花火大会は川と一緒に育ってきた ことが見えてきます。
一方、観客数トップの関門海峡はオレンジ(海)、打ち上げ数トップの諏訪湖は赤(湖)。上位を独占しているのは川なのに、どちらの 1 位も川ではない というのも面白いところです。
QUEST 5 ▶ 10 年推移の折れ線を作る
ここからは 花火大会_過去10年データ.csv の出番です。新しいワークシートを開きます。
① 折れ線を描く
-
開催年を 列シェルフ へドラッグし、右クリック →「ディメンション」を選ぶ -
観客数_人を 行シェルフ へドラッグ
開催年 は数値の列なので、そのままドラッグすると SUM(開催年) として 足し算 されてしまいます(2016 + 2017 + … になってしまう)。「ディメンション」に変えると、年が「区切り」として扱われ、横軸に 2016〜2025 の 10 個が並びます。
2016 年から 2019 年まで約 750 万人で安定したあと、2020〜2022 年に大きく落ち込み、そして 2025 年には 753 万人まで戻っています。
実は 2025 年の総動員数 7,531,607 人 は、コロナ前の 2019 年(7,530,587 人)を わずかに上回りました。花火大会は完全に帰ってきた、と言えそうです。
② 合計ではなく「平均」にする
行シェルフの 観客数_人 を右クリック →「メジャー」→「平均」を選びます。
行シェルフが 平均(観客数 人) に変わり、縦軸の目盛りが 750 万人規模から 1 大会あたり約 31 万人 に変わりました。グラフの形はそのままです。
なぜ合計から平均に変えるのでしょうか。合計は「大会の数」に左右されてしまう からです。
次の ③ では会場タイプ(川・海・湖…)ごとに線を分けますが、会場タイプごとの大会数はバラバラです。
| 会場タイプ | 大会数 |
|---|---|
| 川 | 11 |
| 海 | 7 |
| 湖 | 3 |
| スタジアム / 市街地 / 山麓 | 各 1 |
このまま合計で比べると、「川は 11 大会あるから大きい」というだけのグラフになってしまいます。平均(1 大会あたり何人集まったか)にすれば、大会数の違いに関係なく比べられます。
中止 の年は、観客数が 0 で記録されています。NULL(空欄)なら Tableau が平均計算から自動で除外してくれますが、0 は平均に混ざって数字を押し下げます。純粋に「開催した年の平均」を見たいときは、フィルターシェルフに 開催ステータス を置いて 開催 だけに絞りましょう。
③ 会場タイプで色をつける
会場タイプ を マークカードの「色」 へドラッグします。
6 本の線に分かれました。注目したいのは、湖(赤)が海(オレンジ)を上回っている ところです。湖はたった 3 大会、海は 7 大会あるので、合計で比べると海(178 万人)が湖(99 万人)を大きく上回ります。ところが 1 大会あたりで見ると、逆に湖の方が多くの人を集めているのです。
平均に変えたからこそ見えた事実 でした。集計方法を一つ変えるだけで、グラフが語る内容は大きく変わります。
ちなみに、その湖 3 大会とは 諏訪湖・びわ湖・松江。「湖の上で打ち上げる花火大会は他にもあるのか」という導入の問いの答えは、あと 2 つ でした。
QUEST 6 ▶ 散布図で「関係」を見る
QUEST 4 で「打ち上げ数の 1 位と観客数の 1 位は違う」ことが分かりました。では、この 2 つはそもそも関係があるのでしょうか? それを確かめるのが散布図です。
ここからは 花火大会_過去10年データ.csv を使い、10 年間の平均 で見ていきます。QUEST 4 で見た 2025 年単年の数字(諏訪湖 40,000 発など)とは値が変わりますが、間違いではありません。
新しいワークシートを開きます。
-
打ち上げ数_発を 列シェルフ へドラッグ → 右クリックして「メジャー」→「平均」 -
観客数_人を 行シェルフ へドラッグ → 右クリックして「メジャー」→「平均」 -
大会名を マークカードの「詳細」 へドラッグ -
会場タイプを マークカードの「色」 へドラッグ
点が 24 個。1 つの点が 1 つの花火大会 です。
読み方
- 横軸:右へ行くほど、たくさん打ち上げる大会
- 縦軸:上へ行くほど、たくさん人が集まる大会
もし「たくさん打ち上げる大会ほど人が集まる」なら、点は左下から右上へ、一直線に並ぶはず です。
しかし実際は、見ての通りバラバラに散らばっています。特に注目したいのが、この 2 つの点です。
| 位置 | 大会 | 平均打ち上げ数 | 平均観客数 |
|---|---|---|---|
| 一番右 | 諏訪湖祭湖上花火大会(湖・赤) | 30,346 発 | 338,424 人 |
| 一番上 | 関門海峡花火大会(海・オレンジ) | 11,006 発 | 799,236 人 |
諏訪湖は 2 位に大差をつけて 一番たくさん打ち上げている のに、観客数は真ん中あたり。
関門海峡はその 3 分の 1 しか打ち上げていない のに、観客数は諏訪湖の 2 倍以上 です。
QUEST 4 の棒グラフで「右側の棒の長さがそろわなかった」理由が、これでした。打ち上げ数と観客数は、思ったほど連動していない のです。
びわ湖大花火大会は 10 年平均で 7,833 発 / 268,690 人。散布図では左寄りの、少し上のあたりにいます。打ち上げ数は 15 位なのに、観客数は 8 位。 関門海峡ほど極端ではありませんが、同じ「打ち上げ数のわりに人が集まる」タイプでした。
散布図の 3 つのパターン
散布図は、点の散らばり方で 2 つの数字の関係が分かります。
| パターン | 点の並び方 | 意味 |
|---|---|---|
| 正の相関 | 左下から右上へ伸びる | 片方が増えると、もう片方も増える |
| 負の相関 | 左上から右下へ伸びる | 片方が増えると、もう片方は減る |
| 相関なし | 決まった向きがない | 2 つはあまり関係していない |
今回の散布図は、右上がりにも右下がりにもなっていません。つまり 「たくさん打ち上げているから人が集まる」とは言えない ということです。
QUEST 7 ▶ ダッシュボードにまとめる
最後に、作った 4 枚のシートを 1 枚にまとめます。
- 画面下部の ダッシュボード タブを開く
- 左のシート一覧から マップ を左上に配置
- 折れ線グラフ を右上に配置
- 棒グラフ を左下に配置
- 散布図 を右下に配置
- マップを選択し、右上の 絞り込みボタン(漏斗のアイコン)をクリック
完成です 🎆
4 枚全てを 会場タイプ で色分けしているので、凡例は右上に 1 つだけ で済みます。
マップで県をクリックすると、残りの 3 枚が連動して絞り込まれます。「北海道の花火大会だけ見たい」「東北はどう回復した?」が、クリック 1 回で確かめられるようになりました。
ダッシュボードから読み取れること
4 枚を並べると、1 枚ずつでは見えなかったことが浮かび上がってきます。
① 日本の花火大会の主役は「川」
黄色を目で追ってみてください。マップでは東日本〜日本海側に固まり、棒グラフでは上位を占め、折れ線では 1 大会あたりの動員が一番多い。4 枚全てで黄色が主役です。
一方、オレンジ(海)は九州・沖縄や沿岸部、赤(湖)は諏訪湖・びわ湖・松江の 3 つだけ。会場の種類は、そのまま日本の地形の話 になっています。
② 「たくさん打ち上げる」と「人が集まる」は別のこと
棒グラフは「左右で棒の並びがそろわない」、散布図は「点が一直線に並ばない」。同じことを 2 枚が別の形で示しています。マップに戻れば、一番大きい丸(諏訪湖)と一番人が集まる大会(関門海峡)が 全く違う場所にある ことも見て取れます。
③ 新型コロナの 3 年間と、その後の回復
折れ線グラフだけが時間の流れを持っています。ここで印象的なのが、6 本の線がそろって同じタイミングでゼロに落ちている こと。開催ステータス を確認すると、その理由がはっきり分かります。
| 年 | 24 大会の内訳 |
|---|---|
| 2020 年 | 全 24 大会が「中止(新型コロナウイルス)」 |
| 2021 年 | 16 大会が中止、8 大会が規模を縮小して開催 |
| 2022 年 | 全 24 大会が「規模縮小開催」 |
| 2023 年 | 全 24 大会が「開催」に復帰 |
会場の種類も規模も、都市か地方かも関係なく、全国の花火大会が同じ 3 年間を過ごしました。
そして 2023 年、6 本の線が一斉に立ち上がります。この角度こそが、各地の実行委員会が積み上げてきた準備の結果 です。QUEST 5 で見た通り、2025 年の総動員数はコロナ前の 2019 年を上回りました。花火大会は、きちんと帰ってきた のです。
ダッシュボードの良さは、気になったことをその場で確かめられる ことです。「川が強いのは本当?」と思ったら、マップで川の多い地域をクリックしてみる。「関門海峡って何がすごいの?」と思ったら、点にカーソルを合わせてみる。グラフを見て終わりではなく、そこから対話が始まります。
まとめ
最初の問いに戻ります。
「地元の花火は大きいほうだ」と、なんとなく思っていました。結果は 24 大会中 15 位。真ん中より下です。
ところが観客数に切り替えると 8 位 まで上がりました。派手さでは中位でも、人はちゃんと集まっている。そして湖の上で開かれる花火大会は、諏訪湖・松江とびわ湖の 3 つだけ でした。いや、3 つもありました。
規模の大きさと、人が集まることは別 —— この記事でずっと見てきたことが、地元の花火大会にもそのまま当てはまっていました。
何度も見上げてきた花火に、こんな顔があったとは知りませんでした。データで見ると、知っているはずのものが少し違って見えます。
グラフアイデア集
ハンズオンでは作らなかったグラフのアイデアです。同じデータでも、まだまだ違う切り口が試せます。
規模・ランキング編
花火大会マスター.csvを使う
| グラフ | 列 | 行 |
|---|---|---|
| 打ち上げ数ランキング | 打ち上げ数_2025 | 大会名 |
| 打ち上げ時間 × 打ち上げ数 | 打ち上げ時間_分_2025 | 打ち上げ数_2025 |
| 会場タイプ別の規模分布 | 会場タイプ | 打ち上げ数_2025 |
| 開催月カレンダー | 開催月 | 大会名 |
| 歴史の長さランキング | 歴史年数_2026基準 | 大会名 |
時系列編
花火大会_過去10年データ.csvを使う
| グラフ | 列 | 行 |
|---|---|---|
| 総動員数の 10 年推移 | 開催年 | SUM(観客数_人) |
| 大会 × 年のヒートマップ | 開催年 | 大会名 |
| 地域別の積み上げエリア | 開催年 | SUM(観客数_人) |
| 順位の入れ替わり | 開催年 | 観客数のランク |
| 2019 → 2025 の比較 | 開催年 | 観客数_人 |
| 当たり年ヒートマップ | 開催年 | 大会名 |
お出かけ計画編
花火大会マスター.csvのアクセス・料金の列を使う
| グラフ | 列 | 行 |
|---|---|---|
| 有料席の価格分布 | 有料席最安値_円_2025 のビン | COUNT |
| コスパ散布図 | 有料席最安値_円_2025 | 打ち上げ数_2025 |
| 駅近ランキング | 最寄り駅_徒歩分 | 大会名 |
| 打ち上げ密度 | 打ち上げ数 ÷ 打ち上げ時間 | 大会名 |
| ゆとり × 規模 | 混雑ゆとりスコア | 打ち上げ数_2025 |
データがあれば、花火大会選びはもっと楽しくなる!











