買って来た冷凍お好み焼き(豚玉)を『外袋から取り出してから冷凍庫にしまう』メリットを複数の論点から検証してみた。
-->関連記事(qiitaに冷凍食品の保存ノウハウを展開し、凍結解除されるまで。)
#####1.Batch process
日曜日に2パックの冷凍お好み焼き(豚玉)を買い、火曜日と木曜日に一つづつレンチンして食べる場合。
→袋のまま冷凍庫に入れると、2回に分けて袋を破る必要性が生じる。
→とりわけ、冷凍庫,レンジ,皿が近接した地点にあり、ゴミ箱だけが少し離れた場所にあるなら、冷凍庫およびレンジとゴミ箱との間を2往復しなければならない。
→冷凍庫に入れる前に袋から出すのであれば、開ける手間、捨てる手間は一括で処理できる。
#####2.容量削減
お好み焼き(豚玉)の袋の中には窒素と思われる気体が封入されており、また、丸い形状の中身を四角い外装で覆っているため、お好み焼き(豚玉)そのものの容量に比べ高度にかさ増しがされている。
→冷凍庫というpreferentなcapacityに、カチカチの冷凍食品という決してFlexibleでないものを格納するprocessは、よりsensitiveに扱われるべきだ。
→8sizeのdivision4つに5sizeのdetailは計4つしか格納できないが、一つひとつを4sizeに圧縮すれば2倍格納できる。
#####3.可視性
調理されたお好み焼き(豚玉)のdynamicなgraphicsは販売者が店頭において購買者の購買意欲を刺激する意味でこそ効果を発揮するが、購買者が購買後に管理、識別する上では殆ど役に立たない。
→それどころか、引き出し式ならともかく扉開閉式の冷凍庫に冷凍お好み焼き(豚玉)が正面を向いて収納される可能性は非常に低く、専ら側面がreference対象となり得る。
→この場合、外袋にpackagingされたお好み焼き(豚玉)よりも、clearな包装を施されたoriginalのお好み焼き(豚玉)の方が瞬時に識別され易いのは言うまでもない。
#####4.Accessibility
お好み焼き(豚玉)の外装は摩擦抵抗が強く、取り出す際、tightに密着した他のobjectをwrapしてしまう危険性がある。
→それと比較して、内袋に使われている素材の摩擦係数は低く、隣接したobjectから容易にslideできる。
また、気体とともに外袋に封入されたお好み焼き(豚玉)よりも、内袋だけの状態の方がより平面的で安定性もある。
→例えば、お好み焼き(豚玉)の上に雪見だいふくを載せたまま片手で冷凍庫から取り出し、レンジの天面に置いた後に雪見だいふくだけを片手で戻すといったAdvanced controlも可能になる。
#####5.カプセル化
ローソンの冷凍お好み焼き(豚玉)にはsauce,鰹節,青のりが同封されているが、これらが冷凍で保存される事の有用性は乏しい。
→むしろ、souceなどは特に、レンチンする訳にもいかないし、せっかく温めたお好み焼き(豚玉)に冷たいまま掛けて味を損ねてしまうのは非常にナンセンスだ。
→鰹節や青のりにも言える事だが、食べる直前にcold startさせるよりは常温のまま、お好み焼き(豚玉)そのものとは別途保存しておくのがベターだろう。
買って帰ったその時に外袋から中身を取り出すことで、それが可能になる。
#####6.Indicating
冷凍お好み焼き(豚玉)そのものと区別したsauce,鰹節,青のりを食器棚の奥に仕舞ったり、調味料の入った引き出しに無造作に放るとなれば本末転倒だ。できれば電子レンジの天面や、普段よく使っている皿の上にでもstand-byさせておきたい。
→これらがindicaterの役割を果たし、冷凍庫の中にお好み焼き(豚玉)がある事をいつでもnotificationしてくれる。
→ただし、sauceや鰹節を掛けるのを忘れ、別売のマヨネーズだけでお好み焼きを食べてしまった場合には、逐次正確な情報への修正とupdateが不可欠となる。
#####7.おわりに
...以上を全て読んだ上で、尚も冷凍お好み焼き(豚玉)を袋から出さずにそのまま冷凍庫へ仕舞おうという人は、おそらくnative coder?(機械語をいじくっているという意味ではなく、apiを好まず力技に頼る暇人の意。)には向いていない。apiをフル活用し、効率的でストレスフリーなengineer lifeを送られたし。
※冷凍お好み焼き(いかえび玉)についても同じ仮説と推論が成り立つのかも知れませんが、当方は魚以外の魚介類が嫌い(魚は大好き。蟹と鰻はいける。)なため検証できておりません。どなたか代わりにご検証の上、加筆頂ければ幸いです。