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SPSS Modeler ノードリファレンス 2-4 重複レコード

Last updated at Posted at 2022-02-16

2-3 重複レコードノード[レコード設定タブ]

107_89重複レコード.png

1.ノードの目的

重複するレコードを排除します。

2.解説動画(60秒)

3.クイックスタート

Webログデータから[顧客データ]の重複を排除します。
*データは[5.参考情報]からダウンロードできます。
スクリーンショット 2022-02-08 9.39.12.png
[可変長ファイル]ノードに[重複レコード]ノードと[テーブル]ノードを順番に接続します。
スクリーンショット 2022-02-08 10.17.55.png

[重複レコード]ノードをダブルクリックして編集します。[グループ化のキーフィールド]に[顧客番号]を選択し、それ以外は初期設定にします。
スクリーンショット 2022-02-08 10.20.11.png

[テーブル]ノードを実行します。重複が排除され、顧客ごとの最初のレコードのみが残され1499レコードになりました。
スクリーンショット 2022-02-08 9.40.12.png
[顧客番号]と[page]の重複を排除してみます。 [DATE]で昇順ソートします。
スクリーンショット 2022-02-08 9.59.00.png
[複合]タブでは残されるレコードの値の指定ができます。
スクリーンショット 2022-02-08 9.59.57.png
顧客が視聴したページがユニークなレコードになりました。
スクリーンショット 2022-02-08 10.00.35.png

レコード集計ノードとの比較

重複レコード(Distinct)とレコード集計(Aggregate)は結果的に同じような処理が可能です。レコード集計で以下のように設定します。
スクリーンショット 2022-02-08 9.55.06.png
顧客の重複が排除され、日付の最小値を計算していますので冒頭の処理と同等です。
スクリーンショット 2022-02-08 9.55.39.png
数値フィールドの要約やレコード数のカウントなどはどちらもできますが、重複レコードは最初や最後のレコードや最頻値の保持などが出来るようになっています。

4.Tips

休眠直前の行動の特定

IoTセンサーデータの最大値や最小値の抽出

5.参考情報

利用データ

右クリックでリンク先を保存してください。

SPSS Modelerの重複レコード・ノードをPythonで書き換える。

ノードのヘルプ

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

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