前編記事:永続的オンボーディング インタラクティブな組織づくり 前編
この記事はHacobu Advent Calendar 2024の4日目の記事です。
はじめに
こんにちは、Hacobuで組織開発室の室長をしているAKITO(@3otika)です。
今回は、前回の「Connection つながり」を意識したオンボーディングの取り組みとその効果について深掘りしていきます。
テック定例を変えよう!
これまでHacobuではテック定例というテック全体のMTGを行っていました。
しかし、それらはCTOが一方的に話すだけの場になっており、情報伝達だけで交流やつながりの意味合いは非常に薄くなっていました。
リモートでの開催でしたが、CTO以外はほとんどのメンバーが画面オフ状態で実施されており、あまりいい雰囲気ではありませんでした。
そこで我々は、テック定例を「Connection つながり」を作る場と定義して設計を見直してみることにしました。
以下がその取り組みの具体例です。
テック定例の名前を変える
テック定例は非常にシンプルな名前ではありましたが、今までの定例とのイメージを変えるため、また皆が親しみやすくするために、テック定例の名前を公募しました。自分たちに名前を考えてもらうことによって、より会に親しみを持ってもうことも狙っています。結果、「はこてくMeetup」という名前に変更しました。まだまだ名前は浸透中ですが、みんなで考えた名前を大事にして、会を盛り上げています。
運営スタイルを変える
これまでのはこてくMeetupは、オンラインで一方的にCTOが話す場になっていました。これをオフラインを中心の時間に変更し、CTOからの発信だけでなく、メンバーからの発信も行ってもらう場へと変更しました。新入社員の紹介やLT会を開くことでメンバー相互で会話が生まれることを意識しました。
結果的に一方的な発信ではなく、相互の会話の場として機能するようになり、CTOと社員だけのつながりではなく、社員同士の相互コミュニケーションを生むことができました。
※チームについてのLT会の様子
Fikaの導入
「Fika(フィーカ)」とはスウェーデンの文化で、コーヒーブレイクしながら雑談をする習慣です。この文化をはこてくMeetupに導入しました。毎回少し贅沢なお菓子を用意し、雑談を促す効果を狙っています。実際のところ、食を共にすることで会話も弾み、最初はオフラインに否定的なメンバーも、美味しいお菓子があるなら出社して、はこてくMeetupに参加しようというメンバーも多く、出社のきっかけ作りに効果をあげています。
※軽食やお菓子を食べながら和気藹々としています
結果、どうなったの?
社内では交流が活発化し、違うチームの人の顔と名前が一致する、隣の人を知っている状態を作ることができたと考えています。
特に、アンケート結果でもポジティブなフィードバックが増え、他部署からも関心が寄せられるようになったことは非常に大きな進歩だと考えています。
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終わりに
オンボーディングは通常3ヶ月、半年などのスパンで区切るものと考えがちですが、社員の定着や活躍を促す意味では終わりのない活動だと考えています。
是非、皆さんもオンボーディングの4Cを意識したオンボーディング設計にトライしてみてください。
おすすめのお菓子があれば是非コメント欄まで!笑