LITALICO Engineers Advent Calendar 2024 シリーズ 2:10日目の記事です
はじめに
どうもこんにちは。
株式会社LITALICOでITサポートグループに所属している@3939_ohagiです。
2024年4月にこのグループへ異動してきました。
社内のありとあらゆるIT面でのサポートを実施する組織で、
「情シス」に言い換えると伝わりやすいかと思います。
以前は別のグループにインフラエンジニアとして所属していました。
自分のこれまでの経歴とは畑違いの場所に異動してから
意識的に変えたこと・実行したことを書いていきます。
異動するまでの心の変化は別記事に書いているので、
セットでお楽しみください!
「"ITエンジニアらしさ"の思い込みから解放された話」
この記事で得られること
- 新しい環境へ行くときに、ちょっと勇気づけられるかも。
- 「あたりまえだけど大事なこと」を見直す機会になるかも。
最初はちょっと尻込み
ITサポートとしての業務は、想像以上に多岐にわたっています。
- 物理的な業務(PCキッティング、配送、その他周辺機器の手配etc...)
- SaaSまわりの請求業務
- 社内からの問い合わせ対応
- 人の動き(入社/異動/退職)に伴う各アカウントの改廃
- PCの台帳管理や、棚卸し
ざっと書いただけでもこれだけあり、
社員数が5000人を超えているので想像以上にハードな場面も多々あります。
グループのメンバーはエンジニア出身ではない方がほとんどなので、
なんとく今までと雰囲気が違う気がしました。
特に、チャットでのやり取りがすごく活発で情報の動きがかなり速いです。
これは追いつくまで大変かもしれない...とすこし尻込みをしたものの、それは一瞬でした。
自分を知ってもらうための行動
さっぱりわからないことだらけの環境なので、
とにもかくにも、やっぱり「すぐに聞く」しかありません。
以前の私はこの行為がすごく苦手で、直すまでとても時間がかかりました。
あれやこれやと考えて、「もし突っ込まれたらどうしよう」とリスク回避したくて
余計な情報も盛り込みまくったり...今聞いたら迷惑かな...とおどおどしたり。
報告まで時間もかかるし、やっとの思いで報告や相談をしても一瞬で解決してしまうようなことも。
こうした経験から、「突っ込まれたら直せばいいや」と
ある意味開き直る能力を身に着けたので、何振りかまわず質問をしまくることを意識しました。
しかも異動後の大事なスタートダッシュですから、
- なにを知らないのかわかってもらう
- なにができるのかわかってもらう
この2点が伝わるように動くことにしました。
できることをやる、やりまくる
「とにかく聞く」という行為でなにを知らないのかを把握してもらいつつ、
私ができることのアピールも意識的に行いました。
会議で決まったこと、経緯、議論したこと...などを書き残すという文化が
あまりないグループだったので、そこに目を付けました。
逆に私は口頭だけでのやり取りはすぐに忘れてしまうし、自分や一緒に仕事をする人を守るためにも昔から書き残すことには強いこだわりがありました。
また、社員からの問い合わせ対応で一役買えるとわかってからは、
日々大量に舞い込む依頼を適切に捌き、滞りなく進める作業が性に合っているとも感じました。
問い合わせをこなすことで幅広い知識も自然と身につくので、
任せてもらえる範囲を徐々に広げることができました。
あたりまえだけど大事なこと
ITサポートの業務は複雑なパズルのように思います。
もくもくと案件を進める今までのスタイルとは違って、
かなりマメに情報のキャッチボールが必要で、それぞれ絡みあっている話題が多いためです。
物理的な業務もあるので、いつまでに発送するか手配するかを考えてスケジュール調整をしたり、正直無茶ぶりな当日対応を求められることもあります。
そのためお互いに頼り頼られる場面はかなり多く、そうしないと先に進むことができません。
なので、具体的に感謝を伝えることを意識しています。
「●●してくれて、ありがとうございます。」という感じに。
これは完全に私のスタイルなので人に強要するものではないですが、
「何事も言わないと伝わらない」が行動原理になっているので
こんな風に気を遣って助けてくれたことが嬉しいですと伝わるように伝えることを大切にしています。
最後に
「わかってはいるけどなかなかできないよ...」という人もいるかもしれません。
偉そうに書きましたが、私も10年以上なんとか働きながら身に着けたことなので、
とにかく焦らずにいきましょう。
はたから見たら、すごく輝いている人も絶対に泥臭いことをしています。
あまり皆さん見せてくれない部分でもあるので、私はそんな泥臭さを書き残してみました。
明日(12/11)のLITALICOアドベントカレンダーは
- @tomoki-oke さん
- @nonikeno さん
による記事となっています!ワイワイ!