GROWIがナレッジ共有によさそうと聞いたので便利な使い方を調査するとともに環境を作ってみることにした。
ここでは、docker-composeで起動するまでを記載。
Growiの概要
OSSのWikiソフトウェアで、Markdownをベースとしたドキュメント管理およびコラボレーションツール。簡単にインストール・使用ができてチーム内での情報共有やナレッジベースの構築に便利。
GROWI便利なところ
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Markdown対応:
- Markdown形式をサポートしている。Markdownはシンプルで学習コストが低いため、誰でもすぐに使いこなすことができる。
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リアルタイム編集
- Growiはリアルタイムで複数のユーザーが同時に同じドキュメントを編集できる。
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検索機能
- 強力な検索機能を搭載。タグ付けやページリンクを利用し、情報の整理が簡単にできる。
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アクセス管理
- ユーザーごとに、アクセス権限を設定できる。閲覧権限、編集権限、管理権限などを詳細設定ができる。
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プラグイン対応
- プラグインをサポートしており、機能を拡張できる。GitHubやSlackなど、他のツールとの連携ができる。
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エクスポート/インポート機能
- ドキュメントのエクスポートやインポートが簡単で、他のシステムとの連携やバックアップが容易。
参考URL
構築環境
仮想化:VMware Workstation-playre17
ホスト:Windows11pro
ゲスト:ubuntu22.04.3TLS
↓環境構築時メモ
VMでWindowsホストにUbuntuをゲスト起動する
dockerコンテナ環境作成
1. GROWI起動用のDocker-Compose.ymlを作成
GROWI起動用のdocker-compose.yml
ファイルを作成。
mkdir docker-growi
cd docker-growi
nano docker-compose.yml
以下をdocker-compose.yml
ファイルに転記。
version: '3'
services:
mongo:
image: mongo:4.4
container_name: growi_mongo
volumes:
- mongo_data:/data/db
networks:
- growi-network
elasticsearch:
image: docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:7.9.3
container_name: growi_elasticsearch
environment:
- "discovery.type=single-node"
- "ES_JAVA_OPTS=-Xms512m -Xmx512m"
networks:
- growi-network
growi:
image: weseek/growi:latest
container_name: growi
environment:
- "MONGO_URI=mongodb://mongo:27017/growi"
- "ELASTICSEARCH_URI=http://elasticsearch:9200/growi"
- "PUID=1000" # optional
- "PGID=1000" # optional
volumes:
- growi_data:/data
ports:
- XXXX:3000
depends_on:
- mongo
- elasticsearch
networks:
- growi-network
volumes:
mongo_data:
growi_data:
networks:
growi-network:
driver: bridge
XXXX
は任意のブラウザでアクセスする際のport番号を指定。
2. GROWIの起動
以下のコマンドでGROWIを起動。
sudo docker-compose up -d
起動確認
katano@katano-virtual-machine:~/docker-growi$ docker ps -a
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
ffafb2bc24fc weseek/growi:latest "/docker-entrypoint.…" 17 hours ago Up 17 hours 0.0.0.0:3000->3000/tcp, :::3000->3000/tcp growi
e4961c4e0136 mongo:4.4 "docker-entrypoint.s…" 17 hours ago Up 17 hours 27017/tcp mongo
0fe768c95b58 docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:7.9.3 "/tini -- /usr/local…" 17 hours ago Up 17 hours 9200/tcp, 9300/tcp elasticsearch
以下のDockerコンテナが起動していることが確認できる。
growi: Growi本体
mongo: データベース
elasticsearch: 検索エンジン
3. ブラウザでアクセス確認
ブラウザを開き、http://<サーバーのIPアドレス>:XXXX
にアクセスし管理権限ユーザを作成。
メモ(ID:38pinn)
4. ユーザ追加など管理設定をする
ブラウザを開き、http://<サーバーのIPアドレス>:XXXX/admin
にアクセス
サイトのURLhttp://<サーバーのIPアドレス>:XXXX/
を設定し更新をクリックする。
サイトのURLhttp://<サーバーのIPアドレス>:XXXX/
に移動し、
新規ページ作成でタイトルを入力し、Editで編集する。(プレビュー表示できる)