業務で、WordPressを使って開発していたWebサイトの公開をしたので
その時のおひっこし(または移植)作業まとめ。
SQL文の編集があります。
0:引越し元から用意するもの
<直接アップロードするもの>
・画像などのコンテンツ
wp-content/uploads/ 以下に存在する。丸ごとアップでよさそう
・インストールしたプラグイン
wp-content/plugins/ 配下に存在。デフォルトで入っている
akismetなどは不要
<加工作業が必要になる可能性あり>
・使用するテーマ
wp-content/themes/ 配下に存在
・DBの中身をダンプしたもの
※phpMyadminのエクスポートでやる方が良い。
1:URLなど、引越し先に合わせたデータ修正をする。
下記のように、URLなどが変わるはずです。
引越し元:http://localhost/wpsite/
引越し先:http://hogefuga.com/wpsite/
あと、データベースの接頭辞を、引越し先に合わせる必要もあり
例) 引越し元:wp5_ → 引越し先 wp_
基本的にはテキストエディタやスクリプトで、一気に置換でおk。
(固有の処理などがあるときを除く)
DBのダンプ結果のうち、テーブルを作る部分のSQLは
基本的に不要。
(WordPressのインストール作業時に、テーブルが生成されるため)
2:引越し先にWordPressを設置
簡単インストールなどを使って設置。
まっさらなWordPress環境を用意。
3:引越し先のDBの中身のうち、不要なものを削除
ユーザなどは新規に設定し、それ以外は引き継ぐという場合は
(接頭辞)_users,(接頭辞)_usermeta 以外を全て削除
極論を言えば、全部(!)
4:ファイルをアップロード
・画像などのコンテンツ、プラグイン、テーマなど使用するものを
引越し元の時と同じディレクトリにアップロードする。
5:記事などのデータを流し込む。
インポートするSQL文と2:の実施時に引越し先のDBに設置された
WordPressの、各テーブルの内容が一致していることを確認した上で
phpMyAdminのインポート機能などで、ダンプしたデータを流し込む。
(WordPressのインポート機能でないところがポイント)
余談
DB出力など、データ出力は下記リンクが参考になるかもです。
http://viral-community.com/wordpress/wordpress-backup-5336/