半分諦めつつ受けたら奇跡的に1発で合格してしまった+キャンペーンをやっているようなので、勢いで。
キャンペーンのカレンダーですが、特にPRはありません。ごめんなさい。
誰かの役に立つかと言えば、多分立たない。けどせっかくなので記録を残しておくことにします。
受けてみてまとめ
- 午前問題は過去問を解いた数がものをいう。
- 午前Ⅰ免除にならない人は、少しでも対策をしておくと気持ちが楽になると思う。ここで落とすと本当に勿体無い。
- 時間を最後まで使って見直すと、誤りが見つかることもある。自分はこれで1問拾うことができた。
- これを落としていたら不合格だったので (前掲画像参照)、本当に見直しておいてよかった。
- 回路図の問題は本当に理解できているか? と問われると答えに詰まる……。
- 午前Ⅰ免除にならない人は、少しでも対策をしておくと気持ちが楽になると思う。ここで落とすと本当に勿体無い。
- 午後問題は国語力試験が多い。過去問で文章を読む訓練が効く気がする。
- 前提知識として、タスクの概念が理解できていると解きやすくなると感じた。
- 問題冊子の後ろにあるメモ用紙は計算用にフル活用。広いスペースで計算したほうがミスの確率が下がる気がする。
- 状態遷移がある問題は、状態遷移図を描くと解きやすくなるかも。今回出されたポンプの問題 (午後Ⅰの問題1) では描いた。
- 受験日翌日の月曜は仕事をお休みにしておくと試験終了後の解放感が違う! 自分へのご褒美大事!
受験記本編
序章: 2015 応用情報受験記
当時はスマフォアプリの開発に携わっており、エンベデッドのエの字も知らない状況だった。
この年は応用情報を受験。
隙間時間に午前問題 (後述の過去問道場)、午後問題は社内の勉強会や会社帰りに近所の喫茶店だのファミレスだので晩飯を食べつつ過去問を繰り返し、運の良さもあり1発で合格。
期間としては1年くらいかけてまったりと進めていた記憶。
やったこと
記憶は曖昧だが……。
- 午前対策: 応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場を解き続ける
ド定番。ひたすら過去問がランダムに出てくるので、数をこなすのに便利。 - 午後対策: 翔泳社の情報処理教科書シリーズ (で名前はいいのか不明) の過去問を解く
こちらも結構定番かなと。
前編: 2016 - 2018
応用情報の次に何を受けようかなと適当に物色。同じ社内でも組み込みをやっている部隊もあり、少し気になっていたのでエンベデッド(略)試験に目を付ける。
社内勉強会がなくなってしまっていたので、会社帰りに図書館に寄りつつ勉強しようとするも、参考書に書いてあることの意味がわからない。
そして3ヶ月くらいでフェードアウト、ぼーっとしているうちに午前Ⅰ免除の資格も喪失。
やったこと
- 午前/午後共通: 翔泳社の情報処理教科書シリーズ (で名前がいいのか不明) のエンベデッド版 をとりあえず頭から読んで、練習問題を解く
中編: 2018 - 2021/8
諸事情により業務内容が変わり、スマフォアプリから組み込み、ファームウェア開発の世界へ。
JavaだのObjCだのHTML5だのTypeScriptだのの世界からC言語の世界になり、それはとてもとても考えることが多く面倒になった (主にメモリ管理) 。
当初は周りの人の言っていることが理解できなかったが、そこは時間と経験が解決してくれた。
資格試験のことは頭の片隅にあるものの、本業についていくので精一杯だったので放置。
やったこと
何もやってない。強いて言うなら実務。
後編: 2021/8 - 2021/10/9
コロナでどこかへ遊びに行くこともできず、一方で業務も一通り覚えてきたので、どうせならと一念発起。ついに受験申し込み技術者試験を突破した。
で、知らぬ間に値上がりしていた受験料も申し込みとセットで支払い (カード決済) 、もう後には戻れぬと勉強開始。
とは言っても、隙間時間で午前Ⅱ、休日に午後 (Ⅰ/Ⅱ) 問題を1~2問やる程度。
業務内容が変わってから仕事が増え、平日夜は寝るだけしかできていなかった。
しかし、本業で組み込みをやるようになり、以前よりは何を書いているのかが理解できるようになってきた。手を動かすことの重要さを理解。
やったこと
- 午前対策: 情報処理技術者試験の勉強(過去問題)をやり直し -ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者、応用情報技術者、情報処理安全確保支援士・高度試験の過去問題の解説-
午前Ⅱの過去問はここで確認。応用情報の過去問道場のようにランダムで問題を出してくれる仕組みはないものの、回答が同ページにある+解説付きなので便利。 - 午後対策: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題
結局最後に頼ったのは公式。解説はない。選択式とかHW寄りとかSW寄りとか全く気にせず、2年分の午後Ⅰ/Ⅱ 全問やった。
終章: 2021/10/10
ついに受験当日である。
起床技術者試験の突破後、会場に向かう電車の中であることに気づいてしまう。
「午前Ⅰ対策何もやっていない」 と。
慌てて前節リンク先の午前Ⅰ問題を解き始める。過去に応用情報を取ったとはいえ、ブランクが長すぎる。とても自信がない。
1時間くらい午前Ⅰ問題を解き、8:00くらいに会場に到着するも、まだ入れてもらえなかった。仕方ないので近くの喫茶店で会場の開場 (!) を待つ。お供はもちろん午前Ⅰ問題。
9:00ごろ、会場入り。半ば諦めつつ受験に向かう。
午前Ⅰ、もう半分くらいは勘。計算問題は落とさないように検算。見直し大事。
午前Ⅱ、「これ過去問でやったやつだ!」が多数。まあまあできた感触。
昼、事前に買っていた惣菜パンとカロリーメイト的なもので軽く済ます。眠くならずに済んだ。
午後Ⅰ/Ⅱ、過去問をやった時から思っていたが、国語力試験。文章をしっかり読むと答えが見つかることが多い。状態遷移は図に起こすと解きやすかった。
終了、帰宅。翌日月曜は仕事お休み。お疲れ様でした。