久しぶりの投稿です。
2019年の9月からテックキャンプに通い、2020年の7月からRails自社開発企業で働き始めました!
時間は掛かってしまいましたが、念願のエンジニアデビュー初日、支給されたMacBookの環境構築で苦労したので記録しておきます。
開発環境
Rails 5.2.1
Ruby 2.5.1
MacOS Catalina10.15.6
Dockerは使ってないので完全に初期状態のPCにエディタからRubyから詰め込んで行きました。
これだけで1日終わりました。
## 苦労したこと
- command line toolsの導入
- Rubyのバージョン設定
- MacOSの互換性(個人ではmojaveを使用)
- rbenvの理解
学習の基礎段階ではテックキャンプのカリキュラムで環境を構築していたので、0から自力で環境構築するのに結構時間がかかってしまいました。かなり復習になりました。
command line tools
command line toolとは「キーボードだけで操作するプログラム」です。
要はターミナルから打ち込むコマンドですね。
Xcodeの「command line tools」をインストールします。
$ xcode-select --install
Xcode本体を入れなくても良いという記事がありますが、私の環境ではXcode自体もインストールが必要でした。
こちらのコマンドでバージョン確認が取れればインストール成功
$ xcodebuild -version
### 遭遇したエラー
xcode-select: error: tool 'xcodebuild' requires Xcode, but active developer directory
'/Library/Developer/CommandLineTools' is a command line tools instance
こちらがXcode本体をインストールする前に遭遇したエラー
Xcode本体をインストール後に↓のコマンドで解決しました。
sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
Xcodeのcommand line toolsに切り替えるコマンドみたいです。
[参考記事1] (https://stackoverflow.com/questions/17980759/xcode-select-active-developer-directory-error/17980786#17980786)
参考記事2
Rubyのバージョン設定
学習時はあまり意識していませんでしたが、Rubyのバージョン管理はrbenvで行います。
複数のRubyのバージョンを管理するツールです。
homebrewでインストールします。
※homebrewも初期状態ではインストールされていないので導入が必要です。
homebrewとはMac OSのパッケージマネジャです。
# rbenvインストール
$ brew install rbenv ruby-build
次にbashで使えるようにするのですがMacOS Catalinaではデフォルトのログインシェルが zsh です。
mojaveでは bash でした。
まだ資料もbashのほうが多いのでここでbashにログインシェルを切り替えました。
ログインシェルとはログイン直後に設定されているシェルのことです。
切替コマンド
# 使用できるシェルを確認
$ cat /etc/shells
# 切替
$ chsh
# vimが開くのでファイルを修正します。
Catalinaではターミナルが %表記 になっています。
mojaveでは $表記 です。
地味に焦りました。
いままでbashしか使ったことがなく、bashの方が日本語の資料が豊富なのでzshをbashに切り替えた訳ですが、zshはbashの上位互換という記事を目にしました。
ターミナルでも警告が出た気がします。
早くzshにして慣れた方が良さそうな気がします。
続いてbashでコマンドを使えるようにパスを通します。
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
これでrbenvが使えるようになります。
その後いよいよRubyやRails,DBをインストールしていくのですが、特に詰まるポイントもなかったので割愛します。
こちらの記事を参考にさせて頂きました。
以上です。
お付き合い頂きありがとうございました!