#はじめに
備忘録として記事を書いています.
特に,自分で設定するときに,VSCodeのsetting.jsonの設定で他の記事の設定ではうまくいかなかったため,困っていました.似たような人がいれば,setting.jsonの設定を私の設定で試してみるのもアリだと思います.
#対象
・Macユーザー(macOS 10.12 Sierra以上)
・VScodeはインストールしている人
・TeXはインストールしていない人
#手順
1)MacTex2019をダウンロード&インストール
2)Xcode Command Line Toolsのインストール
3)tlmgrで最新版にアップデート
4)ヒラギノフォントの埋め込み設定
5)VSCodeの設定をいじる.
※4)までの手順はここの記事(以下,「参考サイト」と呼びます.)を参考にしました.これからの解説も,この記事に書かれていることを前提に記述しています.写真付きで丁寧に教えてくださっているので参考にしてみてください.
#1)MacTex2019をダウンロード&インストール
僕は参考サイトでも奨励しているとおりにミラーサイトからダウンロードを行いました.特に,先ほどのサイトの一番上のサイトからダウンロードを行いました.
インストールについては参考サイトどおりに進めて行きました.インストール後はインストーラーはゴミ箱に移動させました.
#2)Xcode Command Line Toolsのインストール
ターミナルでコマンドxcode-select --install
を入力し,Xcode Command Line Toolsのインストールを行いました.
ただ僕の場合,既にインストールされていました.
#3)tlmgrで最新版にアップデート
管理者ユーザでコマンドsudo tlmgr update --self --all
を入力しTeX Live レポジトリの内容を最新版に更新しました.
結構時間がかかります.
#5)VSCodeの設定をいじる
ここが一番苦労しました.コンマの打ち忘れなどに気をつけてください.コピペする場合も,前後のコードとうまく合わせてください.
{
// 他の設定
"~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~",
// LaTeXの設定
// コマンドの設定
"latex-workshop.latex.tools": [
{
"name": "ptex2pdf",
"command": "ptex2pdf",
"args": [
"-interaction=nonstopmode",
"-l",
"-ot",
"-kanji=utf8",
"-synctex=1",
"%DOCFILE%.tex"
],
},
{
"name": "ptex2pdf (uplatex)",
"command": "ptex2pdf",
"args": [
"-interaction=nonstopmode",
"-l",
"-u",
"-ot",
"-kanji=utf8 -synctex=1",
"%DOC%"
]
},
{
"name": "pbibtex",
"command": "pbibtex",
"args":[
"%DOCFILE%",
"-kanji=utf8"
],
}
],
// 保存したときの一連の処理
"latex-workshop.latex.recipes": [
{
"name": "toolchain",
"tools": [
// "ptex2pdf",
// "pbibtex",
// "ptex2pdf",
// "ptex2pdf",
"ptex2pdf (uplatex)",
"pbibtex",
"ptex2pdf (uplatex)",
"ptex2pdf (uplatex)"
]
}
],
"latex-workshop.view.pdf.viewer": "tab"
}
#参考
(1)TEX Wiki-MacTeX
(2)macOSでのVSCode環境構築備忘録
(3)MacTeX2019のインストール&日本語環境構築法