## 環境
OS:linux mint mate 18.3
PC:Dell Inspiron 14 3467
usbメモリ:Xubuntu 18.04 LTS
はじめに
ノートPCのHDDをSSDにして、爆速の起動を体感したい!
人権を持ちたい! と常に思っていたのですぐに換装できるだろうと慢心しながら始めました。
また、せっかくのHDDを腐らすのはもったいないということでDVDドライブを外してそこに入れることにしました。
その結果、終わるまでに3日もかかってしまったので、その際のトラブル等の覚書。
手順
- USBメモリにXubuntuをフルインストール
- HDDのパーテーションを切り、サイズを240G以下へ
- HDDのクローンをSSDに作成
- SSDのパーテーションサイズの調整
- SSDを内蔵し、HDDをDVDドライブへ
追加発生
1.1 ブートローダの修復
6.UUIDの変更
実際の作業
1.USBメモリにXubuntuをフルインストール
基本的にはこことかここを参考にインストール用のDVDを作成しUSBメモリにフルインストールしました。
ハマった点その1
ここでも取り上げられているのですが、正しくブートローダをインストールするデバイスを選択していたのにもかかわらず、HDDのブートローダが書き換えられるということが発生しました。
後学のために、わかるかた是非教えていただきたいです…
このあとクローンをするのに、ブートローダが書き換わったままでクローンしたら駄目じゃん…
ということで、修復作業が始まりました。
1.1ブートローダの修復
知識ゼロスタートだったので苦労したが、どうやらLinuxのデータは壊れていないのでgrubからOSを起動→grubをHDDに再インストールで大丈夫っぽい。
・ルートになるパーテーションを指定
grub > set root=(hd0,gpt2)
・カーネルを指定
grub > linux /boot/vmlinuz-xx.x root=/dev/sda2
・初期RAMディスクを指定
grub > initrd /boot/initrd-xx.x
・起動
grub > boot
これでLinux mintが立ち上がったのでgrubを再インストールします。
# grub-install /dev/sda
2.HDDのパーテーションを切り、サイズを240G以下へ
ここは問題なくすぐに終わりました。
Xubuntuをインストールしたusbを挿入し、起動。
起動後、Gpartedを起動しHDDだど思われるディスク(今回だと/dev/sda)を選択し100GBまで減らしました。
3.HDDのクローンをSSDに作成&4. SSDのパーテーションサイズの調整
ここを参考にddコマンドでコピー&gptの修正をしたら簡単にできました。
はじめはddrescueを入れて、パーテーションごとでコピーを取ったのですが、コピー後実際にSSDを挿入しても起動しませんでした。
多分、パーテーション単位だとUEFIで起動するのに必要なのがコピーできてない?←ごめんなさい、原因はよくわかってないです。
5. SSDを内蔵し、HDDをDVDドライブへ
私のノートPCは内蔵HDDを外すには、キーボードを外し、背面のネジすべて取り出す必要がありました。
今回はSSDへの交換でしたが、いつかはメモリの増設もあると思うので、参考にしたサイトをペタペタ貼っておきます。
参考
6.UUIDの変更
SSDを内蔵し、HDDをDVDドライブに挿入したし、よし完成!!!と思い起動してみるとあら不思議。
Linux mintのOSは動いてます。動いているのですが、HDDにあるのを読み込んでる…
調べたところ、クローンしたことでUUIDを同じ状態であることが原因。
改めてusbメモリからXubuntuを起動し、Gpartedを起動。ディスクは/dev/sdb(入れ替えたためHDDがsdbになった)を選択。
その後、sdb2にlinuxが入っているため、そのパーティションに新しいUUIDを付与。
その後改めてLinux Mintを立ち上げてみたが、SSDを参照して起動していることの確認ができた。
終わってみて
とにかく無駄に時間がかかりすぎてしまった。
ハマった点は結果的にはあっさり解決したのに、なぜかハマってる最中はとても時間かかってしまった。
Linuxだから情報を見つけにくいのが悪い 言い訳です。はい。
このあとは、HDDにWindowsを復活させようかなと、あとパーティション切って500GBの共有領域作りたい。
また、ハマって時間がかかりそうだが、完成したら覚書として残しておく所存。