[概要]
NUCにProxmoxをインストールして、初期設定まで完了したのでCentOS7をインストール起動してみる。
[事前準備]
下記を参考にProxmox環境を揃えておく
- Proxmox VEをNUCに入れてお遊び環境を構築する
- Proxmox VEをお遊び環境のNUCに入れたので初期設定をする
- CentOS7のisoファイル
- 下記のところから iso をダウンロードしておく
[作業内容]
Proxmox環境にログイン
下記のURLにアクセス
- https://{ipアドレス}:8006
ログインが画面が表示されたら、まずはLanguage
を日本語表示にします。
rootのアカウントは、Proxmox VEをNUCに入れてお遊び環境を構築する で構築した際に設定した、adminsitratorアカウントの設定 のパスワードを指定します。
ログインすると、英語で有効なサブスクリプションではないというような警告がでますが、OK
をクリックすれば消えるので、無視して大丈夫です。
表示させない方法は、下記に書いてますので参照してください!
Proxmox VE ログイン時に「No valid subscription」を表示させないようにする
項目 | 値 |
---|---|
ユーザ名 | root |
パスワード | rootのパスワード |
レルム | Linux PAM standard authentication |
言語 | Japanese |
CentOS7のisoファイルをアップロード
左のツリーにある、データセンター
-> proxmox
-> local(proxmox)
の順で展開していき、内容
を選択します。
そうすると、アップロード
ボタンがあるのでそちらを選択し、isoファイルをアップロードします。
VM作成
右上のVMを作成
をクリックして実際に作成していきます。
VM設定 全般
基本デフォルト値で、名前
はわかりやすいのに変更します。
項目 | 値 |
---|---|
ノード | proxmox |
VM ID | 100 |
名前 | CentOS7 |
Resource Pool | - |
VM設定 OS
CentOS7なので、Linux 4.X/3.X/2.6 Kernel
を選べばいいです。
VM設定 CD/DVD
先程アップロードした、isoファイルをISOイメージ
から指定します。
VM設定 ハードディスク
ディスクサイズだけ、変更して10GBにしています。ここは適宜必要な容量を割り振ってください。
その他の値は、デフォルト値で大丈夫そうです。
補足として、キャッシュについて古いですがまとめてあった記事を記載しておきます。
とりあえず、変更するとパフォーマンス変化がありそうですが、一旦はデフォルト値で
パフォーマンスに困ったら変更してみようと思います。
さくらインターネット研究所 KVMを使う(ディスク性能編その2)
項目 | 値 |
---|---|
バス/デバイス | SCSI/0 |
ストレージ | local-lvm |
ディスクサイズ | 10 |
キャッシュ | デフォルト |
VM設定 CPU
ここも必要に応じて、CPUを割り振ってあげればいいです。
種別には、対応するCPUのモデルタイプを指定するらしいのですが、デフォルト値で良さそうです。
項目 | 値 |
---|---|
ソケット | 1 |
コア | 1 |
種別 | デフォルト(kvm64) |
VM設定 メモリー
ここも必要に応じて、メモリーを割り当てればいいです。
VM設定 ネットワーク
ここもデフォルト設定にしてます。
ここは各自のネットワークに関わるとこなので、適宜設定してください。
項目 | 値 |
---|---|
VLAN Tag | |
ブリッジ | vmbr0 |
Model | VirtIO (paravirtualized) |
MACアドレス | |
Rate Limit(MB/s) | |
Multiqueues |
VM設定 確認
設定した内容を確認して、問題なかったら完了
を押してください。
VM起動
VMの設定が終わったので、起動させてみます。
▶起動
から起動させます。起動させたら、>_コンソール
からインストールできるので、CentOSをインストールしていきます。