[概要]
NUCと言われるインテルの小型コンピュータを有効活用するために、Proxmoxをインストールしてみる。
- Proxmoxについては下記にざっくりまとめてあります。
- Proxmoxオレオレ情報まとめ
[事前準備]
とりあえず、NUCを用意する
あとは、USB
[作業内容]
isoフィアルを用意
今時はCDよりUSBがある方が家のほうが多いと持ったので、USBを採用
下記のページから、Proxmox VE 4.3 ISO Installer
のisoフィアルをダウンロード
https://www.proxmox.com/en/downloads
インストール用USBを用意
MacにあるディスクユーティリティでUSBをフォーマットします。
項目 | 値 |
---|---|
名前 | PROXMOX |
フォーマット | MS-DOS(FAT) |
方式 | Appleパーティションマップ |
isoファイルをコンバート
Macを使いisoファイルをUSBに書き込む場合にはコンバートする必要があります。
$ hdiutil convert -format UDRW -o ~/Downloads/proxmox-ve_4.3-e7cdc165-2.dmg ~/Downloads/proxmox-ve_4.3-e7cdc165-2.iso
Driver Descriptor Map(DDM: 0)を読み込み中…
PVE (Apple_ISO: 1)を読み込み中…
Apple(Apple_partition_map: 2)を読み込み中…
PVE (Apple_ISO: 3)を読み込み中…
Gap0(ISO9660_data: 4)を読み込み中…
.
HFSPLUS_Hybrid(Apple_HFS: 5)を読み込み中…
............................................................................................................................................................................................................
Gap1(ISO9660_data: 6)を読み込み中…
............................................................................................................................................................................................................
経過時間: 2.377s
速度: 214.6Mバイト/秒
節約率: 0.0%
created: /Users/ts/Downloads/proxmox-ve_4.3-e7cdc165-2.dmg
USBに書き込む準備をする
書き込む先を確認する。
確認する限り、disk3がUSBだとわかる。
$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *251.0 GB disk0
1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1
2: Apple_HFS Macintosh HD 250.1 GB disk0s2
3: Apple_Boot Recovery HD 650.0 MB disk0s3
/dev/disk3 (external, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: Apple_partition_scheme *3.9 GB disk3
1: Apple_partition_map 32.3 KB disk3s1
2: DOS_FAT_32 PROXMOX 3.9 GB disk3s2
USBに書き込む
ディスクに書き込む前にディスクをアンマウント
$ diskutil unmountDisk /dev/disk3
Unmount of all volumes on disk3 was successful
ディスクに dd commandで書き込む
$ sudo dd if=~/Downloads/proxmox-ve_4.3-e7cdc165-2.dmg of=/dev/disk3 bs=1m
Password: #管理者のパスワード入力
510+1 records in
510+1 records out
534931456 bytes transferred in 360.680565 secs (1483117 bytes/sec)
[Tips]
Windowsの場合は、ImageUSBというソフトを使うとインストールUSBを作成できます。
http://www.osforensics.com/tools/write-usb-images.html
- ざっくりした使い方
- ImageUSBのZipファイルをダウンロードして、中のexeを実行する
- USBを選択する画面があるので、インストールしたいUSBにチェックを入れる
-
Brewse
からisoファイルを開き、Write
を実行すれば出来上がりです。
ディスクを取り外す
$ diskutil eject /dev/disk3
Disk /dev/disk3 ejected
USBからBootさせてインストール
※スクリーンショットを取る必要があるため、VirtualBoxにインストールしています。
同じ流れでNUCにインストールできてるので、IPアドレスや、ディスク容量はあまり気にしないでください。
インストール時にキーボード操作したい場合、Alt
キーを押すと、ボタンの文字の下に下線が表示されるので、それをクリックすると選択することが可能になります。
Install Proxmox VE
を選択してEnter
Licenseを読んで、問題なかったらI agree
を選択
インストールディスクを選択
ディスクが複数ある場合は、Options
から選択してください。
LocationとTimezone選択
Administratorアカウントの設定
入力が完了したら、Next
を選択
入力項目 | 値 |
---|---|
Password | 適宜入力 |
Confirm | パスワードを再度入力 |
適宜入力 | |
※あとからWeb UIで変更可能 |
ネットワーク設定
入力が完了したら、Next
を選択
入力項目 | 値 |
---|---|
Hostname(FQDN) | ドメインを入力 |
IP Address | ProxmoxサーバのIPアドレス |
Netmask | Proxmoxのネットマスク |
Gateway | ゲートウェイを指定 |
DNS Server | SNSサーバを指定 |
Rebootして完了
ネットワーク設定からNext
で進むとインストールが始まります。
インストールが完了すると、Reboot
するよう促されるので、Reboot
を選択
これでインストール完了です!
[事後確認・作業]
再起動後、ログイン画面が表示されるので、Administratorアカウントの設定
で設定したパスワードでログインできるか確認
あと、ログイン時に表示されるURLがブラウザでアクセスする際のIPアドレスとポートになります。