[概要]
下記の記事でHinemosの簡単な監視ができるようになった。
次は環境を変えて、AWSでもHinemosで監視できるように設定します。
HinemosにはAWSを監視するための、追加機能が用意されているので、それを使えば簡単に監視することができます。
さらに、監視以外にも、ec2インスタンスの管理等も実施することができるようになります。
詳しくは下記を参照してください。
Hinemos クラウド仮想化オプション
for Amazon Web Services ver5.0
コミュニティ版
※一部機能は、有料機能になります。
- 用意するサーバ
- Red Hat Enterprise Linux 7.1(Hinemosマネージャ/Hinemos Web)
- Amazon Linux AMI
※Hinemosマネージャサーバは、t2.microだとちょっとスペック的に厳しいかもです・・・
今回は、t2.smallで構築してます。
[事前準備]
awsアカウントを取得しHinemosマネージャサーバ用とクライアントの2台用意しておいてください。
-
下記2台を用意しておく
- Red Hat Enterprise Linux 7.1(Hinemosマネージャ/Hinemos Web)
- Amazon Linux AMI
-
AWSアカウントの下記の2つを取得しておいてください
- アクセスキー
- シークレットキー
- アカウントID
[作業内容]
Hinemosの言語環境変更
Hinemosマネージャ、エージェント、クライアントの 各コンポーネントが動作する環境(OS)は、日本語、英語のいずれかで、 言語環境(ロケール・環境変数LANG)を統一する必要があります。
とのことらしいので、日本語に統一する
$ sudo -s
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ source /etc/locale.conf
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8
timezone変更
$ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
$ timedatectl
Local time: 日 2015-11-22 20:32:30 JST
Universal time: 日 2015-11-22 11:32:30 UTC
RTC time: 日 2015-11-22 11:32:30
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
NTP enabled: yes
NTP synchronized: yes
RTC in local TZ: no
DST active: n/a
awsに対応するために必要なものをwgetする
最新のものはは下記から
https://osdn.jp/projects/hinemos/releases/
wget http://jaist.dl.osdn.jp/hinemos/63808/hinemos-manager-5.0.1-1.el7.x86_64.rpm
wget http://iij.dl.osdn.jp/hinemos/63871/hinemos-manager-vcloud-std-aws-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
wget http://jaist.dl.osdn.jp/hinemos/63871/hinemos-manager-vcloud-std-core-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
wget http://iij.dl.osdn.jp/hinemos/63808/hinemos-web-5.0.1-1.el7.x86_64.rpm
wget http://iij.dl.osdn.jp/hinemos/63872/hinemos-web-vcloud-core-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
wget http://jaist.dl.osdn.jp/hinemos/63871/hinemos-web-vcloud-aws-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
Hinemosマネージャインストール
$ rpm -ivh hinemos-manager-5.0.1-1.el7.x86_64.rpm
起動確認
service hinemos_manager start
webクライアントインストール
rpm -ivh hinemos-web-5.0.1-1.el7.x86_64.rpm
起動確認
service hinemos_web start
Hinemosマネージャのaws管理機能の追加
service hinemos_manager stop
rpm -ivh hinemos-manager-vcloud-std-core-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
rpm -ivh hinemos-manager-vcloud-std-aws-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
service hinemos_manager start
Hinemos Webクライアントのaws管理機能の追加
service hinemos_web stop
rpm -ivh hinemos-web-vcloud-core-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
rpm -ivh hinemos-web-vcloud-aws-5.0.b-1.el7.noarch.rpm
service hinemos_web start
パブリックDNSかパブリックIPでアクセス
「パースペクティブ」から「クラウド[サービス]」を選択し、「OK」
右上の「➕」から「Amazon Web Service」をクリック
登録完了後、「パースペクティブ」から「クラウド[コンピュータ]」から現在稼働しているインスタンスが確認できるようになります。
※右上の矢印のあたりでインスタンスの停止等がすることができます。