[概要]
自分がこれまで、Hinemosで出会ったトラブルの対応方法をまとめます。
ちょっとでも、助けになればと思います。
[事前準備]
Hinemos環境が整っていること
[作業内容]
トラブル1
カスタム監視が使えない
カスタム監視とは、自分の作ったシェルとかコマンドの返り値を監視する機能
リポジトリのエージェントを確認し、Hinemosマネージャとエージェントの疎通を確認する。
このようにインストールしているはずなのに、いくらたっても表示されないし、矢印の更新ボタンを押しても表示されない
この場合は、HinemosマネージャとHinemosエージェント間で疎通ができていないということ
おそらくエージェントのインストール時に下記のようなコマンドでインストールしていないのが原因
HINEMOS_MANAGER=[マネージャサーバのホスト名またはIPアドレス] rpm -ivh hinemos-agent-5.0.x-1.el.noarch.rpm
対応方法
vi /opt/hinemos_agent/conf/Agent.properties
/opt/hinemos_agent/conf/Agent.properties
### マネージャのIPを指定してあげるとおそらく繋がるようになる
(変更前)managerAddress=http://127.0.0.1:8081/HinemosWS/
(変更後)managerAddress=http://[マネージャサーバのホスト名またはIPアドレス]:8081/HinemosWS/
トラブル2
トラブル1の対応をしたのに、表示されない
この場合は、リポジトリのノードを追加する際に入力が間違っていたため起こる
snmpを使った「Search」を使った場合は、おそらく問題はなく、て入力するときにおこりやすい。
ノードのプロパティのホスト名とIPが各コマンドの結果と同じかどうか
赤いカッコのところと、コマンドの結果が同じかどうか確認
$ hostname
hinemos
$ ip a または ipconfig
ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 ::1/128 scope host
valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether 00:00:1a:4a:59:00 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.172.12/24 brd 192.168.172.255 scope global dynamic eth0
valid_lft 14204sec preferred_lft 14204sec
inet6 2408:210:9320:8200:200:1aff:fe4a:5900/64 scope global dynamic
valid_lft 2591925sec preferred_lft 604725sec
inet6 fe80::200:1aff:fe4a:5900/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever
この場合は、192.168.172.12
と同じかどうか
[事後確認・作業]
時間がって解消されたかどうか確認