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Julia 初心者が Julia 初心者に捧ぐ Julia入門

Last updated at Posted at 2024-07-15

そもそも

Juliaとは

「Julia」は2012年に公開された比較的若いプログラミング言語で、Pythonのような書きやすさとCのような処理(計算)速度を兼ね備えた次世代を担う言語として注目されている。数値計算やfor文の処理がPythonに比べて格段に速く、あくまで主観だが、3~4倍は早いと思う。機械学習関係のライブラリも整備されつつあり、Pythonのようにメジャーな言語になることが期待されている。

セットアップ

公式サイトからダウンロード可能。
https://julialang.org/downloads/
詳しくは書かない。

基本的な構文・仕様

めっちゃpythonそれだけ。pythonとの差分だけ比較して書きます。pythonわかんない人は調べて

for,if,while 等の違い

Julia は最後にendで閉じなければならない。
:で一行目を閉じる必要がない。(むしろそうしたらerrorになる)

  • pythonのif文
if a == b:
    something()
  • Juliaのif文
if a == b
    something()
end

list の違い。

定義方法は同じ。注意すべきはindex番号。

  • python
list = ("list1","list2","list3")
print(list[0])

>> list1
  • Julia
list = ("list1","list2","list3")
print(list[1])

>> list1

python で0番目は Julia で 1番目となる。

関数定義

  • python
def 関数名(self)
    something()


#呼び出し
関数名()
  • Julia
function 関数名(n)
    something()
end

#呼び出し
関数名()

コメントアウト

  • python
#一行コメントアウト

"""
複数行コメントアウト
1
2
3
"""
#↑正確にはコメントアウトではないが、pythonには複数行コメントアウトがないため
#実質的な複数行コメントアウトとなる。
  • Julia
#一行コメントアウト

#=
複数行コメントアウト
1
2
3
=#

Juliaでは #= ... =# と囲むことで複数行をまとめてコメントアウト可能。これはphpやCなどの /* ... */ と同じである。

2024年7月17日 - 追記
@WolfMoon様が詳しく書いてくれました! やったね!
トリプルクオート文字列リテラル ...

なんかpythonのパッケージが使えるらしい

PyCallを使う

PyCall 」というパッケージを使うことでJuliaのコード内からPythonの関数を呼び出すことが可能になるようだ。

Pythonのライブラリを呼び出して使ってみる。例としてmathライブラリを使ってみる。

using PyCall
@pyimport math

#これでpythonと同じようにmathが使える

もしPyCallが無い なーんてことを言われたら

import Pkg; Pkg.add("PyCall")

するか、Julia の REPL の Pkg モードで

(@v1.5) pkg> add PyCall

してPyCallパッケージをインストールできる(基本的にインストールは1回だけでOK)。

終わりに

最後まで読んでくださってありがとうございました!
随時更新して行きます!よろしく!

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