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vimでもファイルツリーを見られるようにする方法(VSCodeから移行した話)

Last updated at Posted at 2021-02-20

経緯

普段はvagrant環境にVSCodeからremote sshで入って開発しているのですが、
諸々のバージョンアップをしている中で、
vagrantの挙動がものすごく重くなってしまいました。
macのアクティビティモニタを確認しつつ検証したところ、
どうやらVSCodeからvagrantにアクセスしている状況でのみ発生する様子。

おそらく今後も起こるであろうことが予想されるので、
いざというときに困らないよう、
いい機会なので、vimでの開発環境も整えてみることにしました。

これまでVSCodeを使っていた理由

これまでVSCodeにこだわっていたのはひとえに、
ファイルツリーが使えることが最も大きな理由でした。
もちろん、文字列の整形、検索、テスト実行時のターミナルの表示からそのままファイルを開けたり等々、
便利プラグインはありましたが、
それなら他のCUI系エディタでも問題ありませんでした。
ただ、慣れていないディレクトリ群を触るときに、
ファイルツリーがないとどうしても開発効率が落ちるので、
VSCodeを離れられなかったというのが正直なところです。

ただ、ファイルツリーを必要なときにきちんと出せて、
便利系プラグインが使えるのであれば話は別です。

個人的に、VSCodeと比較した際のvimのメリット

実際に設定をして大きなメリットと感じたのは、
プラグインの設定が非常に簡単で、
開発環境が変わった際のプラグイン設定も爆速で済むという点です。
vimであれば、簡単にプラグインをコードで管理できるので、
PRJとともに開発環境が変わっても、
自身で取ったメモをファイル一つ分動かせば同じ設定をすぐに移管することができます。

これがVSCodeなら、開発環境毎にプラグインの入れ直しが発生してしまう上、
メモを用意しても結局一つずつ画面をポチポチする必要があり、時間も結構かかってしまいます。

今回vimで行った設定

vimでプラグインを入れるにはまず、「NEOBUNDLE」というプラグイン管理ツールをインストールします。
そしてそこに、必要なプラグインを突っ込んでいきます。
今回は、「NERD Tree」というファイルツリーを表示させるプラグインを導入した流れを記していきます。

NERD Treeとは

vimを開き、ノーマルモードで:NERDTreeToggleと入力することで、
画面左側にファイルツリーを表示させることができます。
これを操作することで、直感的に別ファイルに移動していくこともできます。
ショートカットコマンドを設定することで、より簡単にツリー表示をさせることも可能です。
(当記事では、ショートカットコマンドの登録まで紹介します)

今回実施した利用環境

CentOS 7.6
MacOS 11.2

プラグイン管理ツール「NEOBUNDLE」のインストール

まずは「NEOBUNDLE」のインストールです。
以下のカールコマンドを叩いてプラグイン管理ができる状態にします。

$ curl https://raw.githubusercontent.com/Shougo/neobundle.vim/master/bin/install.sh | sh

~/.vimrcに以下のコードを貼り付ける

vim ~/.vimrcで、以下のコードを貼り付けます。

set nocompatible
filetype off
if has('vim_starting')
    set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim
    call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/'))
endif

"insert here your Neobundle plugins"
NeoBundle 'scrooloose/nerdtree'

filetype plugin indent on
call neobundle#end()

"short cut command is berrow"
nnoremap <silent><C-e> :NERDTreeToggle<CR>

とりあえずどこかでvimを開く

ノーマルモードで、以下のコマンドを叩きます。

:NeoBundleInstall

実際にファイルツリーが表示されるか試してみる

どこかでvimを開いて、ノーマルモードで以下のコマンド叩いてみてください。
ファイルツリーが表示されるはずです。

:NERDTreeToggle

そして今回の設定では、以下ショートカットコマンドも利用できます。
ノーマルモードで、以下ショートカット・コマンドを実行してみてください。
この操作でも、ファイルツリーが表示されるはずです。
Ctr + e

まとめ

NERDTreeの導入系記事で似たものがたくさんあるのは知っていましたが、
中には執筆年月日が古い記事もあったことから、
既存記事の指示のまま実行してもエラーが出る箇所等あった為、
備忘録も兼ねて自分の環境下で実際に動く設定を書き起こしてみました。

参考記事

vim-plugin NERDTree で開発効率をアップする!

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