#サーバー種別
※備忘録やメモとしての記事となります。
サーバエンジニアとして働いていると稼働システムの中にも
様々な種別のサーバ、(またはAWS等のクラウド)がある事を認識します。
仕事をしているうちに用語としては耳に入ってくるものの、
意味を理解していない物も多々あり、調べてみました。
#どこにサーバを設置するか
運用保守の観点から、どこにある、どんなコンピュータにサーバソフトウェアをインストールするかというのは、サーバの拡張性や運用の管理のしやすさに関わる大きな問題です。
今現在様々な形態のコンピュータが存在しますが、どれを使用するにもメリットとデメリットがあります。
①運用形態
・オンプレミス=自社運用
・クラウド=クラウドサービス事業者が運用
・レンタルサーバ
②設置場所
・自社設置=トラブルシューティングしやすい
・データセンタに設置=場所の制約がない
#どんなサーバを設置するか
物理サーバの種類 ラック型・タワー型・ブレード型
仮想化の導入 仮想サーバ・物理サーバ
ハードウェアスペック CPU/メモリ/ストレージ/NIC
OSの種類 Linux/Windows
サービスの提供形態 アプライアンスサーバ(単機能)・汎用型
#メリット・デメリット
■オンプレミス型とクラウド
・オンプレミス型
メリット
思いどおりの構成が組める
既存のシステムと連携しやすい
トラブルの状況が把握しやすい
デメリット
設備を自分たちで調達しなければならない
コストがかかる
実運用まで時間がかかる
・クラウド型
メリット
設備の調達や構築に時間が掛からない
サーバーのスペックを適宜変更できる
デメリット
クラウド事業者が提供する範囲内でしか構成が組めない
トラブル発生時にクラウド事業者に依存しやすく、トラブルシューティングしにくい
■設置場所
・自社
メリット
サーバーに障害が起きた時、素早く対応できる
デメリット
電源設備や空調設備を自前で確保する必要がある
・データセンター
メリット
電源設備・空調設備・耐震設備等
全てが最初から揃っている
デメリット
郊外型の場合トラブルがあってもすぐに対応しにくい
・サーバの仮想化
メリット
物理的なサーバの台数を減らし、設置スペースを削減できる
サーバの電力消費を減らせる
システム管理者が管理しやすい
デメリット
ハードウェア処理をエミュレートしているのでパフォーマンスは劣化する