備忘録のためあえてコンパクトにまとめて見ました。
OS
コンピュータの、入出力や同時並行処理などを管理するプログラム。
OSは「Operating System」の略。直訳すると「操作するためのシステム」 となります。
OSの仕事は端末全体を管理、そして、制御すること。
アプリケーション(アプリケーションソフト)
ある特定の機能や目的のために開発・使用されるソフトウェアで、コンピュータの操作自体のためのものではないもの。
何か特定の目的ために使う専用的なソフトウェア。
OSはパソコンが動作するための土台となる機能を提供するものであり、OS上でアプリケーションソフトを動作させることで目的に応じた作業を行うことが可能になる。
CPU
コンピュータの制御や演算や情報転送をつかさどる中枢部分。中央処理装置。頭脳部分にあたるパーツ。
CPUはCentral Processing Unitの略。
システムに表示されているプロセッサという項目がCPUの性能を表しています。
表示はCPUの型番、クロック周波数の順に記載されています。型番はCPUがどのような構造なのか示しています。クロック周波数はCPUの処理速度を示しています。
CPUの型番の見方
CPUの型番は「Intel Core i7-8700K 3.70GHz」のように一見暗号のように見えて、つい数字の大きさだけで判断してしまいがちです。数字の組み合わせがたくさんあり、数字が小さいから古いということもありません。
では、Intel製の「Intel Core i7-8700K 3.70GHz」を例にCPUの型番を分解してなにを意味しているのか説明していきます。「Intel Core i7-8700K 3.70GHz」は「Intel」、「Core」、「i7」、「8700」、「K」、「3.70GHz」に分かれます。
「Intel」はCPUの製造メーカーを表し、大手では他にAMDがあります。「Core」はブランド名を表し、「Pentium」や「Celeron」など構造や性能によって分けられています。「i7」はシリーズ名を表し、他に「i3」「i5」「i9」などがラインナップされています。「8700」はプロセッサーナンバーと呼ばれ、数字が大きいほど性能が高いです。「K」は主に販売されているパソコンのカテゴリーを表しています。最後に、「3.70GHz」はクロック周波数(動作周波数)を表し、電気を「OFF(0)」か「ON(1)」にする速度を示しています。
読み方がわかれば型番からどのような性能なのかがわかります。
HDD
HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略で、データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置です。
HDDの構造は、中にデータを記録するプラッタと呼ばれる磁性体が塗られた円盤が複数入っていて、磁気ヘッドで書き込み・読み出しをする仕組みになっています。プラッタは高速で回転しているので、回転中に大きな衝撃が加わると、プラッタとヘッドが接触するなどして破損やデータ消失等、動作不良の原因となることがあります。
HDDでは長期的にデータを保存することができます。
パソコンを使っていてHDDに保存したデータはパソコンをシャットダウンしても消えることはありません。再度パソコンを起動すれば、再び保存したデータを使うことができます。
こうしたHDDのような記録媒体の特性を不揮発性と言います。
パソコンを切っても、データが飛ばない(消えない)ことを意味しています。
本来、電気的な信号がない状態、つまり電源が入っていなければ電子的なデータは消えてしまいます。しかし、この不揮発性により、HDDは電源が切れた状態でもデータを保持できるのです。
その理由は電子データを磁気ディスクに書き込んで保存しているからです。
HDDのSSDのメリット
- SSDと較べて1ドライブで保存できるデータ量が大きい
- 「容量単価」としては安価になる
HDDのデメリット
- 構造的に衝撃に弱い
- 消費電力が比較的大きい
デスクで例えると、ハードディスクは「デスクの引き出し」に当たります。
メモリ
メモリとは、『Memory(メモリー)』のことで、つまり「記憶」という意味です。
HDD同様にデスクで例えると、メモリは「デスクの広さ」となります。
メモリとHDDの違いは?
HDDでは長期的にデータを保存することができます。
パソコンを使っていてHDDに保存したデータはパソコンをシャットダウンしても消えることはありません。再度パソコンを起動すれば、再び保存したデータを使うことができます。
こうしたHDDのような記録媒体の特性を不揮発性と言います。
パソコンを切っても、データが飛ばない(消えない)ことを意味しています。
本来、電気的な信号がない状態、つまり電源が入っていなければ電子的なデータは消えてしまいます。しかし、この不揮発性により、HDDは電源が切れた状態でもデータを保持できるのです。
その理由は電子データを磁気ディスクに書き込んで保存しているからです。
上記がHDDの特徴です。
メモリの場合、常時通電しておかなければ、内部のデータを保持できません。要するにパソコンをシャットダウンすれば、メモリ内に保存していたデータは消えてしまいます。このような特性を揮発性と言います。
ここで疑問を持つ人がいると思います。シャットダウンしてもデータを保持できる**HDDにすべてのデータを記録してもいいのでは?**と思っている方も少なくはないでしょう。
メモリはなぜ必要か?
HDDでは長期的にデータを保存できる反面、カセットテープやビデオテープのように磁気によって、物理的にデータを読み書きするので処理にどうしても時間がかかります。
もし、それらすべてのデータをHDDに保存してしまえば、パソコンの動作が遅くなり不安定になってします。
そこで、高速で読み書きを行なってくれる装置が必要になるわけです。その装置こそがメモリというわけです。
メモリではデータを電気的にそして、一時的に保存しておく装置となります。
一時的なデータはメモリに保存しておくことで、HDDに書き込み処理が行われません。
HDDに保存する必要が出たときにメモリから呼び出して、その都度保存するという形式です。
マザーボード
マザーボードとは、パソコンの基礎となる板のことです。
電気配線の施された板(基板)に、パソコンの各パーツを取り付けるための、専用の差し込み口(スロット)が付いています。
このマザーボードに各パーツが取り付けられ、それがケースに入ったものがパソコンだと思って構いません。
ですからマザーボードは、パソコンの本体となるものですね。
BIOS
BIOSの正式名称は、Basic Input Output System。
それぞれの頭文字をとってBIOSと呼んでおり、システムセットアップと別名を使われる場合もあります。
パソコンの土台部分であるマザーボードに搭載されており、デスクトップとノート、どちらのタイプでも必須のプログラムです。
OSが起動する前のタイミングで、キーボードやマウス、パソコンの頭脳部分であるCPUなどの管理や制御を担うことがBIOSの役割となり、パーツ交換や自作パソコンを扱う方にとってBIOSは基本操作の一つと言えます。
ドライバ
ドライバとは、内蔵の機器デバイス、周辺機器などを使用できるようにするソフトウェアのことです。
ドライバは、OSであるWindowsと機器の橋渡しをする役割があります。
フォルダ(ディレクトリ)
ITの世界におけるディレクトリは、パソコン上に保存されているデータを分類したり整理したりするための容れ物という意味を持ちます。
そのため、きちんと整理されたディレクトリは、複数に枝分かれした木のような構造を成しているのが特徴的です。
ディレクトリとフォルダは、対象のOSがGUIなのかCUIなのかで呼び方が使い分けられています。
GUIのOSの代表格ともいえる**Windowsでは「フォルダ」**と呼び、**linuxのようなCUIが基本のOSでは「ディレクトリ」**と呼ぶのが一般的です。
ディレクトリが「パソコン上に保存された情報を分類・整理する容れ物」であるのに対し、フォルダはそれに加えて「オブジェクトの容れ物」という意味も持ちます。
フォルダは格納されているものがファイルとは限らない点がディレクトリとの違いとも言えます。
GUI
GUIとは、Graphical User Interface(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の略で、グラフィックベースの操作体系を持つUI(User Interface)のことです。情報の表示にグラフィックを多用しており、命令文を入力して実行する方式(CUI)に比べ、直感的に操作することが可能です
CUI
CUIとは、character user interface(キャラクター・ユーザ・インターフェース)の略で、コンピューターの操作において、命令(コマンド)や情報の表示を文字によって行うユーザーインターフェースのことです。
文字とキーボードを利用するユーザーインターフェースでコマンドラインインターフェースとも呼ばれる。
UNIXやMS-DOSなどのOSのコンソールなどが代表例。
ビット
ビット (bit) は、情報理論、コンピューティング、デジタル通信における情報の基本単位である。 二進数の1桁のことであり、その名前はbinary digitの2語の一部を組み合わせた語である。
バイト
コンピューターで情報量を表す単位で「B」と略す。
1バイトは、0か1かを表すビットという単位が8つ並んで構成される。1バイトで表せる組み合わせの総数は、2の8乗で256とおりのデータを表せる。メモリーやディスクの容量、プログラムの最小命令コードなどに使われる。大きな量を表す場合は、キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)という単位も使われ、それぞれ1キロバイト=1024バイト、1メガバイト=1024キロバイト、1ギガバイト=1024メガバイトになる。
ダウンロード
「ダウンロード」は「ファイルを保存する」
「ダウンロード」とは、「他のコンピューターから自分のパソコンなどにファイルをコピーして保存すること」を意味する言葉。「他のコンピューター」とは、ネットワークを介して接続している自分以外のコンピューターや、ウェブサイトなどのことです。ファイルとは、画像やPDFなどのドキュメントファイルや、ソフトウェア・アプリを指しています。
インストール
「インストール」は「ソフトウェアを追加する」
「インストール」とは、ソフトウェアやアプリを利用できるように、パソコンやスマートフォンに追加して必要な設定を行うことです。
パソコンに「インストール」を行うソフトウェアは、大きく分けて2種類です。ひとつはメーカーが発売しているソフトウェアを購入した場合。もうひとつは、ウェブサイトやアプリサイトから「ダウンロード」を行う場合です。
楽に覚えるなら、保存は「ダウンロード」、追加して使用できるようにするのが「インストール」です。