toio Advent Calendar 2021 14日目です。
toio SDK for Unityの学習用に、簡単なリモコンアプリを作っていまして。
それをSDK v1.4.0リリースに合わせて更新した話をします。
モーター制御と、取得できるセンサー情報はひととおり画面に表示しています。
SDK v1.4.0で、念願のBLEプロトコルバージョン v2.3.0に対応されまして、具体的にはローカルネーム表示、磁力センサー、姿勢角検出(今回アドベントカレンダーでみんな書いてるから食傷気味…)に追加対応しました。
やっていることはSDKのサンプルと大して変わらないのですが、自分の学習目的と、あとはウチの小さい子でも理解して触れるインターフェースというのを心がけています。
まぁ子供に姿勢角のオイラーとかクォータニオンとかわからないでしょうけども!
SDKバージョンアップ手順
意外とやり方忘れがちなので、自分の備忘も兼ねて書いておきます。
- プロジェクトのtoio-sdk, ble-plugin-unity, WebGLTemplatesフォルダを削除
- https://github.com/morikatron/toio-sdk-for-unity/blob/main/docs/download_sdk.md#sdk-%E3%81%AE%E8%BF%BD%E5%8A%A0 のとおりunitypackageを入れる
- Macから直接リアルキューブに接続する場合はhttps://github.com/morikatron/toio-sdk-for-unity/blob/main/docs/usage_macble.md も実施。
あるいは、1.でここで入れるbundleだけは削除しない
他、今回更新したところ
RequestSensorリネーム
モーションセンサーの更新を要求するRequestSensor
(v1.2.1でワシがPRした )がRequestMotionSensor
にリネームされています。
追加された磁気センサー要求RequestMagneticSensor
、姿勢角検出要求RequestAttitudeSensor
に合わせた形かなと思います。
'Cube.RequestSensor(Cube.ORDER_TYPE)' is obsolete: 'RequestSensor is deprecated. Use RequestMotionSensor instead.'
開発時にInspectorでシミュレータ接続、リアルキューブ接続を切り替えやすくする
詳しくはこちらに。
Android版
iOS版は…Apple税を払うのが面倒なのでリリースしていません
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