GAE + Python(Flask)でHello Worldまの3ステップ
前提条件
・GAEをホストするプロジェクトが存在する
・請求先アカウント作成済み
・Cloud SDKインストール済み
①AppEngineアプリを初期化
GCPコンソールで操作する場合
・リソースリストの中からAppEngineを選択する。
・アプリケーションを作成ボタンを押す。
・画面に従ってリージョンを選択する
コマンドラインで操作する場合
・gcloud app create --project=[YOUR_PROJECT_ID]
を実行
・表示された指示に従ってリージョンを選択する
②ローカル環境でアプリを作成する
今回はPythonのフレームワークFlaskを使います。
以下のような構成で作成
root
│ .gcloudignore
│ app.yaml
│ main.py
│ requirements.txt
│
└─templates
| index.html
#GAEの設定ファイル。
#インスタンスクラスとかスケーリングの条件などを記載する
#runtimeは必須パラメータ
runtime: python39
from flask import Flask, render_template
app = Flask(__name__)
@app.route('/')
def root():
return render_template('index.html', user_data=None, error_message=None)
if __name__ == '__main__':
app.run(host='127.0.0.1', port=8080, debug=True)
<!doctype html>
<html>
<body>
<h1>Hello World</h1>
</body>
</html>
# サードパーティーモジュール
Flask==2.1.0
③アプリをデプロイ
・まずは、請求先アカウントをリンクする
・app.yamlのあるフォルダでコマンドプロンプトを開き以下のコマンドを実行
gcloud app deploy
GCPコンソール>App Engine>サービス
で、デプロイしたバージョンのトラフィックが100%になっていることを確認。
https://<project_id>.an.r.appspot.com/
にアクセスする
「Hello World」と表示される
終わり。
たった3ステップでアプリを公開できるなんて非常に簡単ですね。
(請求先アカウントを作成するときのクレジットカードの情報を入力するのが一番めんどくさい)
しかも、GAEは下回をはGoogleさんにお任せで良いので、アプリの開発に集中できるのがさらに便利です。