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Herokuへのデプロイにプライベートなレポジトリのgemを含める

Last updated at Posted at 2015-12-11

オープンソース万歳!でもたまにはコードを隠しておきたいこともありますよね。

というわけで、HerokuへRubyのコードをデプロイするときに依存ライブラリとしてGitHubのプライベートレポジトリからコードを持って来ましょう。GitHubでアクセストークンを作って、Herokuアプリケーションに設定してデプロイします。トークンを参照するために、buildpackをひとつ挟みます。

この記事はTerence Leeによる『Setting Up Private GitHub Repos with Bundler on Heroku』を元にしています。

トークンの作成

GitHubにログインして、https://github.com/settings/tokens から「Generate new token」をクリックしてトークンを作成します。プライベートレポジトリをcloneするには、「repo」のみをチェックしてあれば充分です。「Generate token」クリックするとトークンが表示されるので、クリップボードにコピーしてください。

ローカルにトークンを設定する

デプロイには必須ではないですが、ローカルにbundle installするときに便利かも。~/.netrcに下記の3行を追加しておくと、毎回パスワードを入力する必要がなくなります。

machine github.com
  login <アカウントのメールアドレス>
  password <ここにトークンをペーストする>

Herokuアプリケーションにトークンを設定する

クリップボードにトークンがあるうちに、Config varにも覚えさせておきましょう。

$ heroku config:set GITHUB_AUTH_TOKEN=<ここにトークンをペーストする> -a <アプリ名>

Buildpackを設定してこのトークンを利用してデプロイ時に参照してもらうようにします。 (このbuildpackはHerokuが公式にサポートしているものではありません。ごめんなさい。)

$ heroku buildpacks:add --index 1 https://github.com/timshadel/heroku-buildpack-github-netrc.git

開発する

:sushi: そうそう、この記事はRubyKaigi 2015の会場からお送りしています。

Gemfileには、レポジトリのhttpsで始まるURLを指定しましょう。

gem "プライベートなgem", git: "https://github.com/アカウント名/レポジトリ名.git"

Gemfile.lockも更新しておきます。

$ bundle install --path=vendor/bundle
$ git add Gemfile Gemfile.lock
$ git commit

もちろんコードの変更もcommitしてくださいね。

Herokuにデプロイする

うまくいきますように。

$ git push heroku master

この記事は、Heroku Advent Calendar 2015の12月11日の記事としてお送りしました。

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