この記事は「fukuoka.ex x ザキ研 Advent Calendar 2017」17日目です。
昨日は @Takeshi-Kogu さんの「モジュールをファイルに書き込んでみる(前半)」でした。
はじめに
前回,「Elixirで一千万行のJSONデータで遊んでみた #2」 という記事を書きました。
これまでElixirを書くときには,Vimを使っていました。
普段はRubyをよく書いていて,RubyMineを利用しています。
そこで,Railsを使ったりPhoenixを使ったりするなら,統一した方が楽じゃん!となったので,Elixir PluginをRubyMineに導入してみました。
動作環境
- macOS High Sierra 10.13.5
- MacBook Pro Retina 13-inch Mid 2014
- exenv 0.1.0
- Elixir 1.6.4 (compiled with OTP 20)
- RubyMine 2018.1.3
導入方法
-
Preferences -> Plugins
と開き,Brows Repositories
を選択します。 -
Elixir
と検索してインストールをして,RubyMineを再起動します。 - SDKを設定します。
-
Preferences -> Language & Frameworks
を選択します。 -
Elixir
のドロップダウンからSDKs
を選択して,+
を押して,ElixirのPATHを選択します。
自分の環境では,exenv
を利用しているので,
/Users/<UserName>/.exenv/versions/1.6.4
を選択しました。
結構,簡単でしたね!
※Elixir SDKsの設定をすると Internal Erlang SDKs
も勝手に設定されました。
※2018年7月4日現在で,Pluginは v7.5.0
でした。
elixir facet sdk is not defined
はい,これに,1時間くらいハマりました・・・。
プロジェクトを開いた時に,上に黄色い文字でWorningとして表示がでるんですが,
SDKの設定ちゃんとしたやん・・・?
ドロップダウンにとらわれるあまり,見落としていました・・・。
SDKの設定はしましたが,利用するSDKを選択していなかったんですね。
ちゃんと選択すると,こんな感じになります。
これで,Warningも消えました。
Color Scheme
普段使っている, Darcula Scheme
だとこんな感じになります。
さいごに
今回は,RubyMineでElixirによる開発を行うためのPlugin導入に関して書いていきました。
しょうもないことにハマるのはツライですね。。!
SDKの設定も終えたので, Run/Debug
機能などこれから使っていきたいと思います。
Pluginの導入に関して, intellij-elixir のREADMEを参考にさせていただきました。
それではよいElixir Lifeを!
明日は @zacky1972 さんによる「ZEAM開発ログ v.0.3.0 Elixir から GPU を駆動するベンチマークをいろいろアップグレードしてみた」です。お楽しみに!