はじめに
僕は地図を描画することが結構好きで、今まで愛知県のデータを使ってコロプレスマップを作ったりしていました。今回はPythonでleaflet.js
が使うことができるfolium
というライブラリを使って、コロプレスマップを作成してみたいと思います。
foliumを使ってコロプレスマップを作成する
folium
とは
leaflet.js
はインタラクティブなマップを扱えるJavaScriptのライブラリで、それをPythonでも扱えるようにしたのがfolium
です。Pythonで扱えるため、簡単にインタラクティブなマップを扱えるようになります。
実際に描画してみる
今回は都道府県ごとに区切ったコロプレスマップを作成してみたいと思います。都道府県の県境のデータは、以下のリポジトリに上がっているjapan.geojson
を使用させていただきました。
スクリプトは以下です。
都道府県のデータを読み込むには、GeoPandas
というライブラリを使っています。
# モジュールの読み込み
import folium
import geopandas as gpd
# 都道府県データの読み込み
geojson_path = "https://raw.githubusercontent.com/dataofjapan/land/master/japan.geojson"
geojson = gpd.read_file(geojson_path)
# 元となる地図の作成
map = folium.Map(
location=[36.288055, 138.097424], # 日本が地図の中心になるように設定、位置は長野県上田市
tiles='cartodbpositron',
zoom_start=4)
# 都道府県のデータを描画
folium.Choropleth(
geo_data=geojson,
name='choropleth'
).add_to(map)
map
このうえに都道府県ごとに何かしらのデータを使うと、色分けして描画することが可能です。
さいごに
今回はPythonでleaflet.js
が使うことができるfolium
というライブラリを使って、コロプレスマップを作成してみました。今後は都道府県の何かしらのデータを使って、何かしらのコロプレスマップを作成してみようと思います。