事業会社でプロマネをしていて思うこと
私はキャリアの最初は外資系のIT企業でコンサルをしていました。反対に今は事業会社でプロジェクトマネージャーとしてコンサルを雇う側になっています。だからこそ「DXは高すぎる」「現場視点が欠如している」という現実に憤りを感じています。
自身がデリバリーしていた時はあまり感じませんでしたが、「準委任契約で稼働時間に対してチャージする」という事自体、発注する企業側からすると極めて負担が大きいです。特に現場部門がプロジェクトのゴールを設定すること自体が不可能に近い至難の業です。結果的に現場は取捨選択ができず、コンサルに丸投げしてしまうのです。コンサル側はそれで良いですが、発注する側(特に経営層)からすると一種の詐欺のように思える時もあります。(※もちろん素晴らしい企業も沢山あります。)
解決策としてサービスをローンチ
そんな思いを持ちつつ常々働いていたのですが、ここ最近ありがたいことに、AIやDXについて個人的に企業様から案件を頂くことが増えてきました。そこで、スピーディーにパッケージ化されたDXを提供するサービス"Minimum DX Lab"を始めることにしました。
・数百万円をかけるより、まず10万円でやってみる選択肢があってもいい。
・もっと現場が求めている目に見えるアウトプットが必要だ。
そんな思いでサービスを始めました。
サービスはシンプルで、事業会社でプロジェクトマネージャーをしている私が実際に成果に繋がったサービスを一律10万円で提供するというものです。サイドビジネスのため収益性は度外視しています。そのため、月の受注可能数には限りがあります。
- BIツール:分析・可視化(Tableau, PowerBI)
- Webマーケ:LP・HP作成(Wordpress,Studio)、デザイン(Figma)
- MVP開発:デモアプリ(bolt.new, claude, Dify)
- 生成AI:画像生成(StableDiffusion, Midjourney)、チャットAI(Langchain)
- データ分析:時系列解析(Prophet)、MMM(Meridian)、機械学習(LightGBM)
Qiita読者には基本的な内容も多いと思いますが、一般的な大企業ではこれらを実施できる人材が足りていないのが現状です。私は高いコンサルにお金を払ってしっかり要件定義してもらうだけでなく、クイックにPoCを回すことが、周りを巻き込み成果を出すために最も重要だと考えます。
最後に
本記事は事業会社で同じような思いをしている方やその他共感いただける方々の、少しでも参考になっていたら嬉しいです。
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