前回はGravioでSlack通知しましたが、個人で使うにはやっぱりLINEですよね。
Gravio 4でもLINENotifyコンポーネントがありますので試してみます。
使用環境
- Windows 10 20H2 (19042.746)
- Gravio HubKit v4.1.4049.0
- Gravio Studio v4.1.5432.0
事前準備
以前、「おうちハック Vol.1 郵便が届いたのをLINEに通知してみた」でLINE Notifyでトークンを取る方法を紹介してますので、準備しておいてください。
手順
LINE Notifyコンポーネントを配置
新しくアクションを作成し、 LINE Notifyコンポーネントを配置します。
メッセージにはSlackで投稿したときと同様に、Pre Mappingsで cp.Message
に"現在の温度は" + tv.Data + "℃です"
と設定しておきましょう。
注意するのは、cp.Text
ではなくcp.Message
である点です。LINE Notifyではメッセージプロパティはcp.Message
なので気をつけてください。
プロパティ | 値 | 例 |
---|---|---|
メッセージ | 投稿したいメッセージ | Pre Mappingsでcp.Message に"現在の温度は" + tv.Data + "℃です" を設定 |
トークン | LINE Notifyで取得したトークン |
実行
実行してみます。このようにLINE Notifyのアイコンで投稿されます。
Slackのときと同じように、トリガーを設定して温度を通知してみます。
ポイント
- LINEに通知するには、LINE Notifyサービスを使って、LINE Notifyコンポーネントで通知する
- メッセージを合成するにはPre Mappingsを使って
cp.Message
に渡す。Slackとはプロパティ名が違うので注意 - センサーからの温度を埋め込むには
tv.Data
を使う