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Gravio 4を使ってCO2濃度が高くなってきたらライトの色を変える

Last updated at Posted at 2021-02-04

CO2の情報は可視化できるようになりましたが、常にPower BIとにらめっこすることはできないですよね。
そこはやっぱりGravioなのでレンタルできるGravioライトも使って可視化したいなと。
せっかく色が使えるので、CO2濃度が1000ppmを超えたら赤、700ppmを超えたら黄色、それ以下なら緑というふうにしてみたいと思います。
image.png

使用環境

  • Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
  • Ubuntu Server 20.04.1 LTS
  • Gravio HubKit v4.1.0-6380
  • Gravio Studio v4.1.5432.0
  • Gravio ライト
  • Gravio CO2センサー

※GravioライトはBasicプラン、Gravio CO2センサーはStandardプランを契約するとレンタルすることができます。

事前準備

  • Gravio CO2センサーとGravioライトをペアリングしておきます。
  • Gravio CO2センサーを適当なレイヤーに登録しておきます。

手順

Gravioライトを点灯するアクションを作成

新しいアクションを下のように作成します。

image.png

ここでポイントは、Pre Mappingで以下のように色に tp.Color をマッピングしたところです。
tp.はトリガープロパティを参照するためのプレフィックスで、トリガーから値を渡せます。渡し方は後で説明します。

cp.Color = tp.Color

トリガーを作成

次のようにトリガーを3つ作成します。

image.png

image.png

image.png

image.png

エリアとキーレイヤーは同じCO2センサーのものを指定します。
CO2の条件のところで、>= 1000700 ~ 1000< 700となるようにそれぞれ指定します。
条件に「範囲」を指定した場合、大きい方の値は含まれないので注意が必要です。
そして、アクションにも、上で作った同じ TurnOnLightを指定しますが、上述の通りトリガープロパティとして色をそれぞれ渡します。
トリガープロパティ名に Colorを入力し、その値にそれぞれ、redyellowgreenを指定します。

結果

いい感じに色が変わりました。これで換気のタイミングもバッチリです。

image.png

ポイント

  • ライトのアクションは一つだけ作って、トリガープロパティで色を渡す
  • CO2濃度値の条件はトリガーで指定する
  • 「範囲」の場合、「A <= 値 < B」となり、大きな方の値は含まれないので注意

参考

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